たくさんのタブー (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098364

作品紹介・あらすじ

日常生活の背後にひそむ、異次元の不思議な世界にあなたを誘う20のショートショート。

感想・レビュー・書評

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  • 古本屋でまとめ買いしてあったものを引っ張り出してきました。
    隙間時間にちょうど良く、テーマに則ったストーリーはどれも面白いファンタジー。
    朝のコーヒーと共に、電車の中で、お昼休みに、お風呂時間に、おやすみ前に。
    星新一先生は本当に素晴らしい作家さんです。

  • 星新一のショートショート集。
    1ストーリー10ページ程度で気楽に読める。
    オチが予想できるようなものから、「逃亡の部屋」のようにどんでん返しのオチがあるものまで20篇のストーリーが収録されている。

    個人的には「悲哀」というストーリーが詩のように難解で(かつ詩のように文章も短くわずか2ページ)、難解も読んだ(けど結局雲をつかむような理解の程度)。

  • はっ!として、ぞっ!とするショートストーリー。
    おもしろかった!

  • ボッコちゃんを読んで、借りてみた。比べてオチが弱い気がする。同じ本に似たシチュエーションを混ぜるのはあえてなのだろうか。

  • 「知人たち」
    考え深い。。

  • 氏の作品集の中でもとりわけ「分かりやすいオチ」な展開が多く含まれている。初心者には読みやすい。逆にいえば、ある程度氏の作品を読了した人には物足りない(あるいはこれ絶対最後にこう来るだろうな)という期待はずれのジレンマ。しかし、相変わらずの世の中の皮肉を描いている作品ばかりなので、落ち着いて読めるので、それがやはり星新一の味だろう。

  • これもよかったね〜!
    ん?でも違和感が……。

  • 【似ているけど一つ一つ手作りで味がある人形のようなもの】

    私はとにかく星作品を愛している。いつか全部網羅して、頭の中に詰め込みたい。(本になってないものも含めて)

    私が最後の一文で全部ぶち壊したくなるのは星さんの所為ということで。たくさんのタブーを僕も犯したい。

  • ややブラック。

  • どの話を読んでもハズレがない。安心して読むことができる。どれだけ読んでも飽きない作品。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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