なりそこない王子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.61
  • (61)
  • (77)
  • (166)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 1217
感想 : 63
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098371

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 話によって好き嫌いがはっきり別れるので、評価しづらいですが、平均すると星3くらいかなと。
    タイトル作は好きです。
    あ、そうなるんだって感じで。

  • いつもながらに面白いなと思いました。風刺も効いているし。矛盾が矛盾じゃなく聞こえる不思議な感覚になりました。

  • ドキッとするタイプの話は少なかったけど、なるほどなーと思うものもいくつかあった。
    個人的に好きなのは「収容」かな。

    作者のあとがきも楽しめた。

  • 星さんにしてはちょっと長めの短編集。
    ラストのどんでん返しがくせになります。

  • 今回はやや性的な題材が多かったが、面白く読めた。この作者の本を手にするたびに思うのだが、よくもまあこんなに次から次へと話を考えつくなあと感心してしまう。ブクログのようなサイトを利用しないと、どれを読んだか忘れてしまう作家の代表格と言えるかもしれない(笑)。

  • 言わずと知れたショート・ショートの名手、星新一。氏の本はむかし結構読んだのだが、いかんせん作品が多く何が既読で何が未読かよく覚えていない。本書に収録されている「収容」について福岡伸一先生が雑誌の記事で触れていたのを読み、改めて購入して読んでみた。
    「収容」はネタバレを知っていたわけだが、それでも面白かった。知らずに読んだらおそらく気づかなかったに違いない。
    常識とされていることを疑ってみる重要性、体制や権力への皮肉、少し不思議な展開。今も色あせておらず、十分楽しめる。

  • 短編集。発想がすごいと思う。

  •  星新一さんの本を読んだのは二回目。最初に読んだ時ほどの驚きはなかったけれど、本書もなかなか素敵なショート・ショートが詰まっている。ストーリーの組み立ては、さすがの一言。ただ、オチがいまひとつな作品がいくつかあったかなあと。個人的に。

  • 星新一のショートショートはおもしろい!何冊かもってますが笑えます!

  • ミドンさん、魅惑の城

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

星新一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×