どこかの事件 (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1986年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098388

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どこかの事件 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 図書館で借りて。
    似たような話のような、そして現代でもあるある、というシチュエーション。
    そこからの落とし所はシュールでくすり、と。
    いいですよね。

  • 星新一さんの本を続けて読んでばかりいたせいか、最初の2,3篇が気味が悪かったせいか、読むのを辞めてしまおうかと思ったくらいだった。が、途中から俄然面白くなり、最後まで読み通せた。内容は少し気味の悪い主題のものも多かったような気もしたが、爆笑できる話もあり、全体としては面白かったと思う。

  • 今頃星新一?

     記憶がないのか新鮮に読めたのはうれしい。ショートショートの作品群は。とても懐かしい。

     第二の星新一は出てきていないのは、今読んでもいつ読んでも新鮮だからなんだろうな。

  • 渋谷のまんだらけで破格の安さになっていたので購入。はじめてまじめに星さんの本をよんだ。

  • ショートショートの天才の星新一。
    さすがですね、まったく飽きさせません。思わず背筋がぞくっとするようなものも、クスッとするようなものも。おいっ!って突っ込みたくなるようなものも。このページ数で先を予想させないってすごいなぁと毎回思います。
    この本に収録されているのは、日常の中の不思議な出来事。
    「企業の秘密」が良かったな。

  • みなさん少年時代に読んだという方が多いようですが、若干おっさんになってきた私でも十分に楽しめました。電車の中で読んでいたのですが、「先輩にならって」で思わず吹き出してしまいました。星新一の軽くて後に残らない、飲み物で言うとスプライトみたいな書き方が最近とても気に入ってます。仕事で難解な書類を読む合間にぜひ。

  • ショートショートですが、SFではなくミステリや怪談。そして、ぜんぜん怖くない。ところが、深く考えるとゾーッとするのだなあ。SFでないからか、挿絵は真鍋博ではなく和田誠。

  • 我思うゆえに我あり
    だれも不幸にならない事件と、我思うゆえに我ありという人間存在のあいまいさとをテーマにした小作品集です。「ノックの音が」という作品をずっとまえに読みましたがこの人の作品は不思議でブラックで目を離すことができません。

  • 記念すべき最初のレビューです!
    この本は私が小学一年生かそこらの時に母の本棚から出してきて読みました。自分が読んだ人生初の文庫本だったはずです。
    まだ漢字も満足に読めるかどうかという年頃でしたが、ぐいぐい引き込まれてしまい、気がつけば星さんのショートショートはあらかた読んでしまいました。
    自分がぐだぐだと長い文章を書いてしまう癖があるというのもあるのですが、本当に彼の2、3ページで起承転結をしっかり盛り込み、かつウィットにとんだ読みごたえのある話に仕上げる技量には感服です。
    シニカルであり喜劇的であり…
    どの作品も素晴らしいです。
    特に私は近未来ものが好きでした。
    (この本に収録されているものではありませんが味ラジオ等)
    ちょうどドラえもんの道具のように目新しく便利そうで合理的な世界。
    しかし一皮めくってみればシニカルな結末に。
    まるでオセロのような二面性にわくわくさせられました。
    十年以上経った今でもふと読み返したりします。あまり本を何度も読み返す方では無いのですが、彼の作品は何度となく読み返してしまいます。
    本を普段あまり読まない人や活字嫌いな人に読んでもらいたい本です。
    人におすすめの本は?と聞かれた際には必ずといっていいほど星さんの本を挙げています。

  • 引越しの段ボールを整理していると出てきた一冊。ああー、あの純真無垢な頃に戻りたいやら戻りたくないやら。

  • 「うるさい上役」はカラクリが分かった時、驚いた。
    世の中の仕組みは良く出来ていると、錯覚すらした。
    「先輩にならって」はひたすらクンギッグの悪口を言うという発想が、気に入ってしまった。

  • 星新一といえば、ショート&ショート。
    電車の中で少し読むには最適な短さ。それなのに、次はどんな事件が起こるんだろうという期待で手は次へ、次へとページをめくってしまう。
    SFでありながら、どこかで本当におきてそうな、リアリティのある話たち。

    アイロニーたっぷりに描かれた現代社会。でもどこか、憎めないユーモアで、読後感は穏やか。

  • 相変わらずおもしろい

  • よく思いつくなあ、というのが正直な感想。長編小説を読む合間に息抜きとして読んでしまう。…息抜きというにはオチがどうにもこうにも皮肉で溜息つきたくなる時も多いですが。

  • 久々に読んだけどやっぱり星さんは面白い。『その女』『経路』『となりの住人』あたりがお気に入り。『その女』はサイコホラーみたいな感じで特に気に入った。『となりの住人』はシュールで不条理。『経路』は夢の話。表題『どこかの事件』はどことなくオチが落語っぽい。

  • 昔読んだかもしれない星新一氏の作品を改めて読み返そうと思ったのは、ショートショートを創作したいと思った初心を忘れてしまいかけたからでした。

    しかし、読めば読むほど、ショートショートを書こうと思ったのが間違いだったのではないか、と思えてきてしまうほど、星氏が到達していた境地までの距離の遠さに気を失いそうになります。

    いやいやはなから追いつこうというのが間違いなのです。

    かたやSF界の一翼を担い、ショートショートというジャンルを築き上げた歴史的な大作家、かたや名も知れず作家になる資質をもっているかどうかも怪しい素人。テクニックを盗もうという浅はかな思いは、テクニックじゃどうにもならないと知ることで早々と打ち砕かれました。

    この四半世紀以上前に書かれた、究極的に抽象化された物語郡は、時代を映すあらゆる要素を全て締め出すことで、時代を超越しています。

    今読んでも少しも古びたところがありません。
    それ自体が既にあたかもひとつの謎であるかのように、燦然と魅惑的に輝いて見えます。

    ~収録作品~
    上役の家
    入会
    公園の男
    消えた大金
    あいつが来る
    味覚
    となりの住人
    カード
    ポケットの妖精
    職業
    うるさい上役
    ビジネス
    運命
    お願い
    企業の秘密
    特殊な能力
    先輩にならって
    その女
    どこかの事件
    林の人かげ

  • 「公園の男」 に 会ったら
    どうしよう ・・ !

  • どうも上手くいかないポケットの妖精…種明かしが秀逸!

  • 星新一さんの本を初めて読んでみたけど、なんか不思議な感じ。
    どこにでもいそうな人に、どこにもないようなことが起る。
    そんな感じ。
    不思議な世界に行ってみたいときに、ちょっと手に取っては?

  • これで初めて星新一に、ショートショートに手を出したのですが、これが意外と面白い。
    一つずつの話は10ページくらいの本当に短い話だし、オチ自体も割とありきたりなものだが、引き込まれる。
    もともと忘れっぽい自分は長編は好きなのだが、どうしても忘れちゃうことが出てきてあんまり長編を読むのには向いていないのだけれど、これはその意味ではすっごく自分に向いている。
    SFなのもいい。

  • 「入会」という話が好きで買いました。
    その他の話も面白かったです。

  • 安定した面白ショートショート21篇。「あいつが来る」「うるさい上役」あたりが特に。平凡なサラリーマンやカップルにふりかかる不思議な出来事、ときおり政治的・時代背景を写したシュールな問題提起は痛快。

  • やっぱり、星新一さんの本はいい。
    「カード」他、オススメですが、「どこかの事件」はあまりオススメしません。

  • 【あらすじ】
    平凡なサラリーマンが、ねごとで妻にもらした見知らぬ男への殺意。ねごとでの殺人計画はしだいに具体化していく。はたして、夢の中の出来事なのか、それとも本当は…。他人には信じてもらえない、不思議な事件はいつもどこかで起きている。日常的な時間や空間を超えて展開する非現実的現実世界をウイットあふれる語り口で描く、夢とサスペンスにみちたショートショート21編。

    【感想】

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