- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101098388
感想・レビュー・書評
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どこか暗い印象を持った話が多い。特に「となりの住人」は、星新一ショートショートの中でも異質な作品であるように思う。
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なんだか、すごく時間がかかって読了。
ショートショートの鬼才が描く21篇。
好きなのは、ある男が、会社の情報を漏えいするために、必死に働き、実は雇い主が社長だったという話。
どれもちょっとホントにありそうで、ちょっと背中がざわめく感じ。
他のも読んでみようかな。 -
星新一らしいショートショート。他の作品と比べてスッキリしないものが多かった気がする。教訓めいていないというか皮肉が効いていないというか。それでも短編集は読みやすいし、すぐに読み終わった。星新一初心者に勧めるなら別の作品にすると思う。星新一を好きな人なら読むかなという本。
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図書館で借りて。
似たような話のような、そして現代でもあるある、というシチュエーション。
そこからの落とし所はシュールでくすり、と。
いいですよね。 -
今頃星新一?
記憶がないのか新鮮に読めたのはうれしい。ショートショートの作品群は。とても懐かしい。
第二の星新一は出てきていないのは、今読んでもいつ読んでも新鮮だからなんだろうな。 -
渋谷のまんだらけで破格の安さになっていたので購入。はじめてまじめに星さんの本をよんだ。
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ショートショートの天才の星新一。
さすがですね、まったく飽きさせません。思わず背筋がぞくっとするようなものも、クスッとするようなものも。おいっ!って突っ込みたくなるようなものも。このページ数で先を予想させないってすごいなぁと毎回思います。
この本に収録されているのは、日常の中の不思議な出来事。
「企業の秘密」が良かったな。 -
みなさん少年時代に読んだという方が多いようですが、若干おっさんになってきた私でも十分に楽しめました。電車の中で読んでいたのですが、「先輩にならって」で思わず吹き出してしまいました。星新一の軽くて後に残らない、飲み物で言うとスプライトみたいな書き方が最近とても気に入ってます。仕事で難解な書類を読む合間にぜひ。