凶夢など30 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098449

感想・レビュー・書評

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  • 少しオチの切れ味が悪く感じた。しかし、それもまた味なのかもしれない。

  • ん? ちょっと待てよ……な「考えオチ」が少し多い印象。しかしながらショッキング極まる表題作「凶夢」、ユーモラスな味わいが気持ちいい「生きていれば」、人類という存在の根底を問う壮大な巻末作「捕獲した生物」など、ビシっと決まるものもちゃんと用意されている。

  • SFショートショート短編集の一つ、星新一さんの最も得意とするジャンルがぎっしりつまってました。
    短時間で読めるのに結末がしっかりしてるので
    星新一作品、大好きです。

  • 軽く読みやすい。

  • 『星新一とわたし』

    好きな作家は誰だと聞かれたら、たくさん名前が挙がるのだけど、一番影響を受けた作家は誰だと聞かれたら、星新一をあげるだろう。

    星新一という名前がまず愛おしい。そしてかれが作り上げる世界は少ない言葉で圧倒的な存在感リアリティをそこに表す。かれは未来を視る能力があったのではないだろうかと確信してしまうほど、点を放射状に展開することができた。

    今はもうその才を持った人はいない。わたしはしらない。いつまでもいつまでも彼の作品のそばで生きていきたい
    わたしの未来はいつも星新一の物語の中にあります。

  • ファンタジーチック。ちょっとホラー。
    個人的ベストは「捕獲した生物」。やっぱりSFが好き。

  • 275
    うーん…。ちょっといまいちだった。
    同著者、読了3作目。

  • おもしろかったね!基本的に全編よかったけど、
    【捕獲した生物】が一番好き。それと、
    どれの最後かは言いませんが、

    " 青年はふと思った。
    もしかしたら、わけはわからないが、ぼくはなにか好ましくない循環に巻き込まれたのでは……。 "

    ここ最高!

  • わかりやすくて面白い話が多かった。

  • 電車をつかったちょっとした出張なんかにビッタリ
     いつも思うのですが星新一さんほど毒にも薬にもならない、そのくせ面白い短編を作れるひとはそういないんじゃないかと思います。電車をつかったちょっとした出張なんかにビッタリで小一時間くらいは簡単に過ぎちゃいます。
     この作品は40才くらいのおとこのひとがい〜ぱい出てくるなんだか変な夢のお話でした。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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