謀将 石川数正 (新潮文庫)

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著者 : 南原幹雄
  • 新潮社 (2006年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101100289

謀将 石川数正 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 石川数正が徳川家を出奔するところから始まる。物語を2/3ほど進むと数正は亡くなるが直前に息子達に自分に課した使命を打ち明ける。息子達は父の悲願を成就する為に奔走する。

  • 徳川家康の重臣で、西三河の旗頭であった石川数正とその嫡男である石川康長について書いた本です。

    徳川家康が今川家の人質になっている頃からの家臣で、松平の譜代であった石川家の人間であった石川数正が豊臣秀吉の下へ奔ったのは謎とされていますが、この本では、タイトルにあるように、深い深いはかりごとがあった、としているのがポイントです。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-0b86.html

  • 山岡荘八の「徳川家康」に登場した石川数正に興味を覚え手に取ったが、正直がっかりするとともに山岡荘八がいかに優れた作品を遺したかをあらためて認識させるものとなった。本作のテーマは石川数正が家康を裏切って秀吉傘下に落ちたのでなく、徳川家の犠牲の上に汚名を被ったことにあるが、それはすでに「徳川家康」で記されたことである。
    本書では、秀頼に大阪城を出、大和郡山へ移れと最後通牒したと単に豊臣家滅亡を企図したものに描いているのに対し、山岡はあくまで秀頼を救うべく、武家でなく公家として存続させようと移管を勧めるという奥行きをみせる。史実を並べたのっぺりとした記述、茶屋四郎次郎の娘ら女性との艶話も不要。数正が小説の3分の2あたりで没し、あとは史実の記述で流した感じだ。13.3.13

  • 徳川家の家老でありながら家康のもとを去って豊臣家に奔った武将石川数正。
    数正を扱った貴重な本であり、数正の渾身の謀略が炸裂しています。
    徳川家のためにあえて犠牲になった石川家の思いが涙を誘います。

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