暖簾 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104010

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  • 淡路島から15歳で大阪に出てきて、昆布店浪花屋に丁稚奉公。暖簾分けしてから、親子2代に渡って暖簾を守る奮闘記。古き良き大阪商人魂と言うべきか。

  • デビュー作なのでまぁこんなものかも。
    文章の構成や流れがガタガタしてるのもご愛嬌のうちなのかも。

    明治大正から昭和の戦後に至るまでの商人さんの姿の変遷という題材はとても興味深かったし、商人とお客様という「商売」の姿へのこだわりはじんとくるものがあった。

    ただし、言葉の汚さや所作のがさつさが描かれすぎてて、全面的な好印象はとても持てませんでした。
    大阪贔屓な人から観たらこれでとてもいい作品なのかもしれませんが。

著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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