白い巨塔 (上巻) (新潮文庫)

  • 149人登録
  • 3.71評価
    • (20)
    • (19)
    • (37)
    • (3)
    • (0)
  • 19レビュー
著者 : 山崎豊子
  • 新潮社 (1993年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104232

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
宮部 みゆき
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

白い巨塔 (上巻) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白い!読んでる内に次の展開がどんどん気になる

  • 唐沢寿明主演の白い巨塔をかなり昔にドラマで見ていたけど、知り合いからいただいたので読んでみた。基本的にドラマや映画よりも原作の方がおもしろいと思っていたけど、この白い巨塔は原作をかなり再現できていて、ドラマは原作ばりにおもしろかったんだなと改めて思った。まぁ2クールあったから普通のドラマよりも長くやれる分内容を濃く作れるけど。原作もすごくおもしろいけど、ドラマで内容を見ていたので、むしろ懐かしみながら読んでいた。やっぱ財前は好きだけど、東教授は嫌いだわ。こういう人間が一番嫌い。超まともなこと言って大河内教授たちからもよき教授と見られてるけど、嫉妬からきてるただの偽善者だろ。それならいっそのこと悪に徹してる感じの財前の方が見ていて気持ちいい。それにしても相変わらず山崎豊子は、すごく調査して書いているなぁと感心した。特にこういう病院のことって専門用語半端ないし、一般人が切り込むにはかなり高度だと思うから、余計すごいと思う。その他のジャンルならまだなんとかなりそうだけど、病院ってそもそも閉鎖的だし、激務な感じするし、調査も大変そうだなと思う。上巻は主に東教授の後任の教授を選ぶための教授選がメインだったけど、ドラマ同様楽しめました笑

  • 山崎豊子作品に少々疲れた

  • 財前五郎は、国立浪速大学附属病院第一外科の助教授で、「食道外科の若き権威者」としてマスコミに取り上げられるほどの人物です。退官を間近に控えた教授の東貞蔵は、しだいに財前を疎んじる気持ちが募ってきます。

    両者の対立はしだいにエスカレートし、東は自分の後任に、財前ではなく彼の出身校である東都大学出身者の中から、菊川昇を推そうとします。一方、東が自分を後任の教授にすることを阻もうとしていることを知った財前は、舅で開業医をしている財前又一のバックアップを受けて、医学部長の鵜飼教授に協力を求めます。

    こうして、学内派閥間での抗争はエスカレートしていくことになります。両者がまみえる選考委員会の席では、厳格な態度を貫く大河内教授や、独自候補を擁立する野坂教授らの対応に苦慮しながらも、財前は権謀術数を駆使して、みごと教授の座を勝ち取ることに成功します。

    上巻では、学内派閥間の抗争がメイン・テーマです。文章も比較的硬質で、分量もかなり多いのですが、人物の造形がはっきりしていて、テンポよく読み進めることができました。

  • 医龍と内容が似ていて何となく展開がーよめてしまう。

    というよりも医龍の方が真似たのかー

    ちょっちざんねん。

  •  大学付属病院の院長を決める総選挙までの話。
    山崎豊子は初めて読んだが、割と読みやすい。しかし、途中で飽きてしまった。中・下巻とあるが読み進めるか未定。

  • 臼杵などを舞台とした作品です。

  • 久々に山崎豊子作品を読みたくなって手に取った書である。おりしも、私が手術入院する時期に…。まぁいい、私の入院先は大学病院ではないから。
    上巻のメインのストーリーラインは実に単純で、第一外科の次期教授選である。このポストを巡る悲喜交々の人間模様が実に面白い。教授選がこれだけ盛り上がるのは、間違いなく教授の権利やステイタスが助教授(現在の准教授)とは天と地の差が有るからだろう。
    また、現教授であり、定年退官する東が何故これ程までも後任者に拘るかと言えば、再就職先もさることながら、自分の息のかかった人間を配置することにより、いつまでも権力を握っていたいからである。
    我々一般庶民からすれば、医師の職に就くだけでもステイタスだと思うのだが、いざその中に入ると、その中での序列が存在し、自らが目指す地点に到達するまでは、幸福を味わえないものなのだ。
    本作品は2003年のフジテレビドラマ一度で観ているため、ストーリーの流れは知っているが、原書を読むとより深みを感じられる。中巻以降も読んでみよう。

  • 全く古さを感じない。

  • 初めて山崎氏を知った作品。
    強烈な印象が残りました。
    「財前」この苗字は、一生忘れないでしょう。

  • '09/11/15 読了

    2度もドラマ化された名作小説。唐沢寿明主演のドラマを見て非常に面白かったので、原著に当たろうと読んでみた。
    感想としては、医局を舞台とする大学病院の実態を知るよりかは、き巨大な金・名誉・権力を持ちつつも、さらに求める人間の強欲さとそれを実現するための政治の応酬が非常に興味深かった。
    中でも、政治について本書より考えた点を述べる。ここでいう政治とは、自らの目的を達成するため、他者を懐柔するための手段と定義する。
    政治は以下の2種類に大別できる。すなわち、1)同調と2)利害関係の一致である。
    1)同調とは、損得勘定を超えた協力関係であり、尊敬・同情・理念の共有と言った感情より生まれる。利害関係といった相対的な評価に基づいていないため、強固な信頼関係が構築されるが、人格的に非常に優れていないとこの手法は困難である。
    そのため、多くの場合で、2)利害関係の一致が政治として用いられることが多い。このとき用いられる媒介は現金もしくは権力の提供の2つである。財力や権力を有している場合は、即効性があり一見すると威力も高いため非常に効果的に見えるが、他者との信頼関係を一切無視しているため、自分より高い権力と対立する際や自分の権力が失墜した際には、決して自分に組することはない。その恐怖感から、より多くの富・権力を求めるものがあとを絶たないのだと考える。
    つまり、一時的な協力を求める場合のみに後者を採用し、そのほかは前者を以って協力を求められるよう努力することが良いと考える。

  • まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

  • 現代版をテレビで見た後に読んだから少し時代の差に戸惑ったoでもドラマよりも詳細に人物像が描かれてて面白いo

  • この人は天才だと思う。「沈まぬ太陽」ですっかりはまってしまいました。悪は悪、善は善、そして現実では必ずしも善が100%生き残れないのが、哀しい。

  • 小学生の時によんで『がんになったらどうしよう?』と夜眠れなくなったのも、今となればよいおもひで。

全19件中 1 - 19件を表示

白い巨塔 (上巻) (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

白い巨塔 (上巻) (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする