- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104263
感想・レビュー・書評
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5巻にて感想。
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報復人事かぁ…昭和の時代にはまかり通っていたことなのか。令和の時代にもあるのか。
実直に自分の職務に向き合っただけなのに、上司に睨まれ僻地に左遷。こんな会社は許せないとは思うが、どうしてもっとうまく立ち回れないのかとイライラもする。自分の信念に正直すぎて、エリートコースから脱落し、家族にも迷惑をかける…昭和の男の価値観は複雑だ。
アフリカの夕日の雄々しさ、自然の荒涼感、野生動物の躍動感の描写は素晴らしく、オレンジ色に染まった景色と黒く染まったキリンのシルエットが、まさに眼前に広がりました。
2巻が楽しみだ。 -
一巻ということで恩地は辛い目ばかり。
自分がもっと若い頃ならば、この恩地に共感して憤っていたかもしれないですが、この年で読むと、なぜもっとうまく立ち回れないんだろう、結局周りの人まで不幸にしているじゃないかと、感情移入できません。恩地の最後の最後まで詰めてしまうところ、欠点だと思います。 -
大手航空会社に勤務するオンチ君が主人公で、「善人」のモデルとなっています。全5巻にわたって、善をまっとうすることが1つのテーマであり、テーゼになっています。オンチ君の反対のモデルがギョウテン君で、企業・社会を上手く生きていくために、正義を見てみぬふりをしたり、不正を行ったりします。こちらが大勢だったりもします。
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面白いの始まり
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恩地元の生き方に励まされる。山﨑豊子さんの緻密な取材に基づいた日航機墜落をベースに作られた作品。何度も何度も読み返す名作。日曜劇場での渡辺謙がハマり役だった。
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長編は苦手なのですが、ノンフィクションに近い内容で読み応え凄く、あっという間に読破してしまいました。
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大卒後に、旦那さんの社員研修終わったら結婚な流れの時に事故ってしまい(←)入院してた時に、夜な夜なこっそり病院の外来待合いスペースで読んでた本(←←)を再読。
全5巻あるけど、3巻がちょっと他人事ではなくて、軽くトラウマになってるのになぜか暗唱できる位覚えてる故に、他巻はあまり記憶になかったけど、読み返してみる…とこの話、凄いな……
社畜である事が幸せ。嫁は感情出さずに夫に従う良妻賢母が当たり前な時代
なぜだろ…?
…なんか羨ましい…変な感情σ(^_^;)
関係ないけど、あの時にカップラーメンカレーチーズ味をくれた整形外科仲間のおじちゃんありがと〜