女の勲章 (上巻) (新潮文庫 (や-5-38))

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著者 : 山崎豊子
  • 新潮社 (2005年12月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104386

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女の勲章 (上巻) (新潮文庫 (や-5-38))の感想・レビュー・書評

  • ドラマを見逃したので読んでみた。ドラマ観たかったな。

  • 大阪船場の羅紗問屋に生まれた式子は、洋裁の道を選びデザイナーとして弟子を持ち、洋裁学校を建てるまでになる。
    いつの間にか学校に出入りするようになった銀四郎が式子のマネジメントを買って出ると、飛び抜けた商才で瞬く間に式子を服飾界のスターダムに押し上げるが…。
    若い女たちの欲望を利用し自在に操る銀四郎。
    流されることに危惧を持ちながらも虚飾の世界に溺れていく式子。
    前半は疾走していく式子と学院を描き、後半は銀四郎劣勢へと転じるかと思わせながらも驚きの結末が待っている。
    普通の小説のように勧善懲悪のようにはならない、シビアな展開だった。

  • 読了。
    オンナの闘いはこれから?感想文は、下巻を読了してから。

  • 手持ちの豊子先生未読本はこれが最後。読むのがもったいなくてずーっと積読でした。
    ファッション業界という華々しい世界を描いたのは珍しい。女性が活躍し女性が多い場所で、生まれるものは斬新なアイディアだけでなくドロドロの愛憎劇だった。

    ドロドロのまま下巻へー。

  • 山崎豊子を本格的に読むのは初めて。
    難しいかと思ったけれど、割合読めた作品。

  • 2016,7,12読了
    ファッション会で生きていく女性たちのドロドロした有り様と自分の欲望の為に女性たちを巧みに操る銀四郎、
    後半が楽しみです

  • レビューは下巻にて。

  • この男はだめだわ。好きとも言わず誠意を見せる振りすらせず心がこもってなさすぎ。式子の年で果たして性欲だけでそんな男とつき合えるだろうか?しかも何かにつけ、女をあからさまにお嬢ちゃん扱いして、それだけでとても一緒にいられない。教室での盗難のシーンなど、式子がたまに見せる教育者としての決意は立派だけどほんとうにたまにしか見られない。

  • 女の野心が渦巻くファッション業界を、駆け上がる式子の闘いと言うよりは、私利私欲と金儲けと色欲にまみれた銀四郎に翻弄される女達といったところ。段々と銀四郎の意のままに踊らされる式子達の反撃を待ちつつ読み進めるがどっぷりとその企みにハマったまま本巻は終了。下巻での展開が、しかしながら後味が悪いと評されており、読む気力を失いつつあります。

  •  どろんどろんの愛憎劇の予感。銀四郎キレ者。

  • 女社会に渦巻く欲望を鮮やかに描いている。
    ファッション業界の煌びやかなイメージの
    裏にある憎悪、妬み、媚び…
    展開的にはおいおいこの男…!と突っ込み満載だけど、女たちの心理描写は今いる自分の現実とも少し重なって気が滅入った笑
    自分らしく躍ることが大事よね。

  • ぬらぬらとした人の情念の描き方がすごい。3人の女とその間を飛び回る1人の男。愛欲、金欲、出世欲、とあらゆる欲情でぎっとぎっとになりながら話が進んでいきます。
    女性のくらい情念の描写が凄まじい。
    早く続きが読みたいです。

  • 野心、育ちの良さ、人間の厚みなどが会話の言い回しで伝わってくる昭和感がたまらなく面白い。3人の女を同じ手口で意のままにする銀四郎は下巻でどんな運命をたどるのか。

  • 服飾界を上りつめる女とそれを取り巻く女たちの羨望、嫉妬、そして利用する男。
    ドロドロした人間関係が面白かった。
    ただ、本当に自分にとって大事なものは何か気付いた主人公にあまりにも周囲は冷たすぎた。
    たった一人真実愛した人もあっさりとそんな彼女に背を向けてしまう。
    それが自分の生き方だとしてもあまりにも冷たいと思う。

  • 船場のいとはん、こいさんものが何故か好きなわたくし。
    この作品は新聞の書評ではない欄で「船場のいとはんもの」として紹介されていたので知りました。
    知ってしまったら早く読みたい。某お急ぎ便も待ちきれなかったので、本屋さんの店頭お取り置きネットサービスで在庫確保し、取りに行きました。
    (このサービス、すごく便利だけど、カウンターで本のタイトルを告げるのがちょい恥ずかしいっす)

    この作品は、なみいる巨編をお書きの山崎先生においては上下巻と、規模としてそう大規模ではない作品に該当すると思われます。
    しかし、これが新聞連載の小説だったと知り、驚きました。
    こんなに悶々とする展開、毎日小出しにされるのをリアルタイムで読んでいたのでなくてよかった・・・!と胸をなで下ろしました。

    昭和30年代の洋裁学校ブームが物語の背景。自分の母親も洋裁学校を出ており、当時どんなに華やかで勢いがあったのかを聞かされたことがあります。今ではそのほとんどが洋裁学校としての姿を消してしまったけれど、そんな当時の事を知りたくて読みたかったということもありました。

    阪神間の洋裁学校を起点に、大阪、東京そしてパリへ・・・と華やかな成功の階段を登る、若く美しい船場のいとはんデザイナーと、その蔭で経営の実権を握る商魂たくましい年下のやり手男性。先生に仕えながらも、いつか自分が・・・と眼光鋭く隙を伺いみる助手たち。ビジネスチャンスを見込み渦巻く服飾界の欲望と野望、女のプライド。
    など、これでもか~というぐらいに絡み合い、気の休まる暇がない。

    唯一、船場からついてきてくれたヒロイン式子のお手伝いさんだけが心の平安でした。(式子さんもきっと同じ気持ちだっただろう・・・)

    上巻の前半あたりは、まだ業界の掟もわからぬ駆け出しの式子が先輩にやっかまれ妬まれ小意地悪をうけつつも、軽やかに跳ね返し、小さな成功をおさめて行く段階が爽やかで心地よいのですが、その後、あれよあれよと言う間に虚飾の渦に巻き込まれていくのです。
    船場の商家のいとはんとして生まれた式子のプライドを上手にくすぐり次の一手をもちかける銀四郎(ってまた、このワルそうな名前ったら!)。
    当の本人式子さんも、このまま行くと危険だということもうっすら理解はしてはいるものの、しかし変なところで鷹揚なお嬢さん性質と、持って生まれたいとはんのプライドによって自分で呼び込んだ運命でもあるのがまた・・・。

    読んでいて、「もういい加減にいち抜けた、したらええのに」と思いつつ、「でもそれはもう無理やわなあ」と、ある程度予想のできる結末に向かって進むしかなく、砂をかむような思いでお伴することになるのでした。
    どこまでもまつりあげられ、まさにジェットコースター、いや、フリーフォール並みにおそろしい。

    そんな気の抜けない展開におけるちょっとした楽しみは、随所に当時の関西での暮らしや文化が垣間見られるところでした。特に心斎橋や阪神間において、実際の店名や地名が数多く登場するので、当時はそこ、そんなに盛り上がってたのねぇ・・・と現在の姿を思い起こしながら読むのも関西人ならまた楽しいかも。
    当時の人にとって、夏の六甲山ホテルへ避暑に出かけることや、心斎橋をぶらぶらする(いわゆる心ブラ!)は、なんとも憧れのことだったんだなあ・・・そう思うと、今は閑散としている六甲ケーブルが夏は満員だったなんて、信じられません。

    それから、三人の弟子がそれぞれ個性の異なるタイプで、それぞれやっかいに絡んでくるのでおもしろい、いや、おそろしい。
    いちばん、やらかしてくれてくれるのはいったい誰なのか・・・
    なんて展開も楽しみにしつつ、下巻へ続きます。

  • 「女系家族」「華麗なる一族」と比べるとちょっと安っぽい昼ドラのような雰囲気…。「これは下巻は読まないかも」と思いつつ読み進めるうち、後半3分の1くらいのところで俄かに面白くなってきた。下巻では富枝も銀四郎の手に落ちるのかがポイント?!

  • 読了。NHK朝ドラ「カーネーション」と平行して読んだ。ファッション業界の黎明期。ミシンとトルソーと型紙と・・・・・かなり入れ込んでる自分がいる。

  • 面白くてすぐ読めたけど心に残るものがない。最後は痛快に終わってほしかった

  • 久々に山崎豊子さんの作品を読んだが、おもしろい!
    大阪の服飾学校を舞台に繰り広げられる女性の戦い。そこにつけ込み、女性たちを翻弄する銀次郎。
    下巻でどんな展開が待っているのか、楽しみだ。

  • 2011.5.17 読了

    あらすじを見る限り主人公•大庭式子
    の出世欲の話みたいなものを
    想像してたが
    実際わ女三人銀四郎の掌で転がされ
    利用されている。

    感想だと銀四郎が酷い的なものも
    見るけどこれが銀四郎が女性で
    男性を利用して金銭を得る話に
    変わったらみんなの見方わ
    変わるんだろうなぁって思った。

  • ネチネチ、ぬるぬる、ドロドロ…。

  • 相変わらず女系家族といい、元気をくれる。これからの展開に期待!

  • 第二次世界大戦で両親を亡くした船場の絣問屋の娘がお店を親戚に渡し、洋裁学校を開設。経営をパートナーの男性に任せながら、デザイナーとして活躍する。
    「沈まぬ太陽」を書いた山崎豊子の著作と思って読んだが、期待したような当時の業界を写実的に描く面白さは全くない。残念。

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