不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)

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著者 : 山崎豊子
  • 新潮社 (2009年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104416

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不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)の感想・レビュー・書評

  • 商社マン見習いから、商社のエースに。
    目の前にあることを信念持って進めている、結果も出している、商社マンとしては自他共認める優秀さ、のはずなのに、周りが不幸になったり、社内の軋轢を感じたり、自分がやっていることや進んでいる道に疑問が生じる。
    1巻目とは趣異なる第2巻。面白い。

  • 時期戦闘機FXバトルに勝利するも、防衛庁の元同期が自殺したり色々悲しい感じからの、8年経って取締役常務へ大出世。社内から嫉妬されたり疎まれつつも、頭脳集団を作り上げ中東戦争をぴたりと当てて大儲け、くらいで終了。いちいちドラマチックかつほろ苦くて、確かにこれは面白い。さてこの先どうなる。

  • FX、二次防とアラブ・イスラエル戦での東京商事との激戦、息もつかせぬ攻防だった。
     
    元関東軍の作戦参謀として、
    従来の接待などの饗応作戦や金品ばら撒きでなく、
     
    社長直属、全社的な経営戦略を立案する営業本部を組織しての情報戦を展開していて、
     
    ビジネスマンが命を懸けて働いているのが印象的だった。
     
    舞台が世界に広がって、華僑のエネルギッシュさもすごかった。

  • 内容が政治の話、世界情勢も絡み難しくなってきたけれど、生々しい内容でした。こんな風に世の中が動いていたんだと今さらながら勉強になりました。

  • 1巻からは想像もできないほど商社で泥臭い才能を発揮する壱岐。
    シベリア抑留を強い気持ちで耐えてきた男が、商社に入った途端こうなるのか?というくらい仕事に対しての豹変振りはちょっと驚きです。
    まだ半分も終わっていないので、今後の展開が楽しみ。

  • 防衛庁の戦闘機選定商戦に勝利するも、陸軍時代の親友を亡くす主人公の壱岐。そして、時間は一気に経過し、中東戦争の時代に。嘱託から常務に昇進した壱岐、商社を取り巻く様々な暗い影が、ヒタヒタと忍び寄ってくる。

  • 不毛地帯2巻。
    商社に入社した主人公が、葛藤を抱えながらも、いくつかの商戦で活躍してゆく。

    卓越した分析能力や人脈を駆使しながら勝ってゆく姿にはわくわくするものの、それにまつわる人と人との闇のようなものに、どこか悲しい気持ちになります。

    しかし、これが現実なのかもしれませんね。

  • どろどろした商社の世界。シベリア抑留の話が終わって平和な話が続くのかと思ったら、下山事件ばりの鉄道自殺のシーンがあったり、中東での戦争の影響があったり、飽きさせなかった。

  • ステルス戦闘機の納入。

  • 11年のシベリア抑留から帰国した壱岐正は、商社の世界にドップリと浸かってゆく。2巻では、防衛庁の発注する航空機の受注に関する攻防が中心になっている。壱岐は日本国のためを思い、もっともふさわしいと思われる航空機を防衛庁に納入しようとするが、利権がらみの問題で別の航空機を納入しようとする東京商事・鮫島と鋭く対立する事になる。
    商社、内閣、防衛庁、アメリカの航空機メーカーを巻き込んだ泥仕合は本当に凄まじい。防衛庁の極秘資料を持ち出して逮捕者が出るなど、皆すさまじいまでの執念を見せる。商社の仕事は本当に命がけだな、と思った。

  • もう新作が読めないのは悲しい。

  • 「不毛地帯(2)」山崎豊子
    社会小説。濃紺。

    大本営参謀の頭脳をもって熾烈な商社の争いにどっぷり漬かっていく壹岐正。
    昭和戦後の日本商社、今で云うところのCSRのシの字もない、泥沼の金仕合、出し抜きあいの世界です。
    本当にこんなんだったのかな。昭和って。

    物売りってなんだろう。利鞘稼ぎってなんだろう。(4)

  • ようやく商社の話。

    色々な利権を巡るドロドロとした生々しさが良い。
    やはり、リサーチ・取材の量が凄まじいのだろう。

    主人公がこれまで冴えなかったが、だんだんと能力が開花されてきたという感じか。

  • 常務取締役業務本部長 壹岐正

  • 戦闘機、中東戦争編

  • 一気に読んでしまった…軍と商社(会社と読み替える)の相違点に触れたあたりが、当たり前のことなのだけど、妙に印象に残った…「軍では国家目標を達成するためには、命令によって兵隊を動かすことができるが、商社は自由意志を持った意思の人間の集団であるから、社員が納得し、自覚して案件の遂行に持っていかなければならない。」これが文化も含めたバックグラウンドが違う人達の集まりになるとなおさらのこと。そこが強くないとこの先ホント生き残れないな、と日々思うことと合致。

  • 川又が死んだときは衝撃的だった。

    商社の争いは本当に相手をだまし合う戦争。

  • どんどん商社マンになっていく壱岐正……。
    Fx攻防は読んでてわくわくどきどき、、、
    後味の悪さというか、やるせなさというか、社会の辛さというか、
    壱岐さんに人間味が出てきた気がする
    続きが楽しみ

  • キャラクターを例えば軍人の出で立ちのようとか描写されても軍人がどんなものかわからないし、僕にはキャラクター描写が雑に書かれてるように思える。だがその反面想像力をかき立ててくれる。壱岐のバックグラウンドは軍人というより国家に役立つという信念で行動を説明できると言ったほうがよりしっくりくる感じがある。、

  • 防衛庁のFXに壱岐は関わる。最初は大本営参謀時代の威光を利用しようとする里井に抵抗を示した壱岐だが、自分の過去が少しでも日本のためになるのならと、辣腕をふるっていく。しかしそれより、友人を死へと追いやってしまうことになる。
    壱岐が妻にあたるシーン。シベリア抑留仲間達の会報を皆でおるシーンなど、栄光の陰に隠れた痛みのシーンが胸にささる。

  • 商社マンとして瀬島は戦う。

  • シベリア抑留後、第二の人生として商社マンを選んだ壱岐正。
    最初は、軍隊しかしらない自分が商社マンなど務まるだろうか、と自問自答しているが、物語が進むにつれ、商社マンとしての頭角をめきめきと現していく姿は面白い。

    シベリアでの過酷な日々を経験しているからこそ、生き残ったものとしての責任感を日々感じ、また、人生を達観している様は、おそらく、その当時生きた多くの人々も、またそうだったであろうと感じられる。

    シベリア抑留とは全く次元が異なるが、会社の状況が厳しいいま、私は職場異動を経験して、比較的恵まれた状況で仕事をしている。その状況に、謝の念を抱くと共に、自分に課せられた責任感を感じていることと、どこか似ている気がする。

    商社というのは、理系の私にしてみれば縁遠い世界であった。しかし、単にものづくりをするだけでは生き残れなくなった製造業に属している身からすると、世界各国から商売となりうるモノや技術を集めて自分のビジネスにするという点において、製造業が商社から学ぶべきことは非常に多いと思う。

  • 飛行機商戦の次は自動車商戦。しかし、壹岐にはまさしく、七人の敵はおろか、同じ社内にも足を引っ張ろうとする敵が五万と。が、それは敵だけでなく、味方についた人間はとことん尽すのは、やはり彼の人力なのだろうか。

    今まで読んだ山崎さんの作品の中では、物足りなさがぬぐえないのは商戦と政治絡みの、女の私には分かりにくい物語なのかもしれない。それに千里が・・1巻では、それほど鼻につかなかったけど、2巻ではあからさまな対抗意識に開口してしまいました。

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