作家の使命 私の戦後―山崎豊子自作を語る 作品論 (新潮文庫)

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著者 : 山崎豊子
  • 新潮社 (2011年12月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104492

作家の使命 私の戦後―山崎豊子自作を語る 作品論 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 代表作「白い巨塔」「不毛地帯」「大地の子」などの創作秘話など、ファン必読の内容。但しネタバレも含んでいるので注意。著者の圧倒的な取材の質と量が伺えるエピソードが興味深い。特に大地の子、文革からそれほど年月が経っていない頃の中国の取材の苦労は読みどころ。最高権力者に取材許可を取りつけたり、農村の残留孤児を描く為に、実際田舎の農家に泊まったり。読者は良い体験をさせて貰ってると思わずにはいられない。

  • もう既に何度も読んだ内容であったが、最後の章のみ面白い。私をそこらの作家と一緒にしないで下さい!山崎豊子はそこらの作家じゃないわな。面白い

  • 20150327大変な取材力 真面目な人だ

  • 山崎豊子さんの著作を自身で振り返った文庫本。数ある小説を生み出したこの取材力には、読むたびに感動していたが、それを裏付ける何かが書かれている。

  • とても読みやすい良書。

  • 山崎豊子氏の各作品に込めた思い、取材での苦労話や必然的ともいうべき人びととの出会い等が面々と綴られおり、一気に読破しました。色んなことを考えさせられました。「作家の使命」とは、まさにそれを言い得ているタイトルだと思いました。
    山崎豊子氏の作品は、ほとんど読んでいたつもりでいましたが、まだ読んでいない作品を早速、注文しました。

  • 山崎豊子が、かつて各作品について色んな雑誌に綴ったエッセイ。各作品に込めた思いや取材時の苦労、執筆時の裏話などが収録されている。インタビュー形式のものもある。

  • 量がないと質は高まらない。とは言うけれど、じゃあ寡作の国民的作家・山崎豊子はどうなるの?と思ったが、よく考えてみると、創作においてとんでもなく大量の取材を重ねている。恐るべき記者魂。やっぱり量がないと質は高まらない。

    男以上に男の世界(特に嫉妬)を知っている山崎豊子が自作を振り返る。ファンには興味深い一冊。

  • 豊子さんの取材にかける情熱が伝わってきた。人と会い、現地へ飛び、生の資料を読み込む・・・小説がフィクションであるということを忘れさせてしまうほどの圧倒的な筆力の源泉だ。書かねばならないという使命感は取材に取材を重ねるうちに、更に確たるものになっていくのか。

  • 以前から山崎豊子さんの小説が好きで、「どんな過程を経て作品を作っているのだろう」という興味があった。本書の中に「人間はその時代の社会との結びつきで動いているものだから、社会史的な背景をもって書くべき」とあって納得。どの作品も、舞台と登場人物が事前に構造的に練られている。そして何よりも取材量の多さは想像以上で、この徹底力が他との差なのだなぁと実感。読んで良かった。

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作家の使命 私の戦後―山崎豊子自作を語る 作品論 (新潮文庫)の作品紹介

『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』『運命の人』…。常に時代を先取りし、社会問題を鋭く抉る超大作を世に問い続けてきた作家が語り尽くす取材秘話と執筆の裏側、そして「書き続ける理由」。半世紀にわたり、作家を突き動かしてきたものとは何か。山崎文学への理解が深まるエッセイ集。

作家の使命 私の戦後―山崎豊子自作を語る 作品論 (新潮文庫)はこんな本です

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