家族の昭和 (新潮文庫)

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著者 : 関川夏央
  • 新潮社 (2010年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101107165

家族の昭和 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • かつて我が家にも茶の間で"向田邦子"を観ていた時代がありました

  • とても昭和が好きな著者によって、小説やドラマを通して昭和を振り返る本(著者からすれば振り返りにはならない。「二〇〇八年は平成二十年ではない。昭和八十三年だ。」なんて言ってしまうのだから)。第一章と第二章は楽しく読めた。第三章はドラマに取材していて、しかも役名と役者名との両方を使用しているため、観ていない人間には読みづらい。全体像はぼんやりと抽象的なのに対して、その用途から偏って具体的になる点も読みづらい要因かもしれない。いや、単に興味がないためだけかもしれないけれど。解説がよい。

  • 向田邦子を読みたくなりましたよ。

  • おもしろかった。解説の澤地久枝氏は、「鎌田敏夫」の章を「なじめなかった」と書いてあるけれど、個人的にはそこがおもしろかったし、作者もそこに力点を置いているように思いました。ドラマの中に「回想」が入り込んでくると、ドラマが急につまらなくなり、貧乏くさくなる、という指摘に納得。回想する過去の貧乏くささそのものが昭和という時代そのものだ、というくだりにう~んとうなりました。昭和の家族を描いた作品を読み解くことによって、作者が昭和という時代を再発見していくノンフィクション、というか物語、のように読みました。

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家族の昭和 (新潮文庫)の作品紹介

戦争を経験した「昭和」という時代に、日本人を取り巻く状況は劇的に変化した。経済では全てを失いながらも、瞬く間に飛躍的成長を遂げ、人々の精神や生活習慣も大きく変貌した。そしてその激動の原動力となったのは家族の存在だった。向田邦子、吉野源三郎、幸田文、そして「金曜日の妻たちへ」…。時代を描く作品に登場する様々な「家族」の変遷からみる「昭和」の姿。

家族の昭和 (新潮文庫)はこんな本です

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