蒼い描点 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109213

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  • 昭和34年に発行された作品。女流作家の原稿係を担当する若手女性出版社社員が主人公。主人公は、入稿が遅れている女流作家を追って、箱根を訪れる。そこで遭遇した知り合いの中年フリーライターの自殺事件に遭遇。警察の自殺の見立てに不信を感じ、一方、担当する女流作家の代筆疑惑も持ち上がり、同僚の男性社員とその真相解明に動き出す。箱根、犬山、秋田、真鶴と全国を当時の国電で動き回る。携帯電話もな時代、電報や遠距離電話の申し込み、速達便などが連絡ツール。

  • 父親に賃りた本。松本清張の女性を主人公にした本は面白い。時代背景は古いけれど、読みやすい。前も書いたけれど、場面場面の情景か頭に浮かびやすい☆

  • 久しぶりに読み応え満点

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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