黒の様式 (新潮文庫 ま 1-27)

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著者 : 松本清張
  • 新潮社 (1973年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109275

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黒の様式 (新潮文庫 ま 1-27)の感想・レビュー・書評

  • 安定したおもしろさ。3つの短編ミステリー小説。
    しっかりとしたストーリー設定と細かな部分のリアルさが、それぞれのミステリーを素晴らしいものに見せてくれる。

  • 短編3つ。1本目が死んだ姉と、やや薄気味悪い姉の旦那の話で、純文学なのかと思ったら、途中でいろんなパーツがパキーンとはまるミステリ。はまるまでの気持ち悪さのせいで、途中まではなかなか読み進められず。

    あと2本はどんでん返しで、最初からミステリと解るので読みやすい。阿夫里村の話は、怪文書と供述調書とで本筋が語られる、かなりクラシックな手法だが、今読んでも全く古臭さを感じない。

    もう一つは、最初から落ちがわかっている状態だが、事件性がないところに事件を作っていく。

    1本目の薄気味悪さには嫌悪感を催す人も少なく無いだろうが、松本清張の安定した面白さが詰まった1冊だ。

  • 狭義のミステリーではない。
    そこはかとない恐ろしさを感じさせる短編集。
    笑気ガスは今はもう殆ど使われてないから時代を感じさせる。

  • アイテムが古びることはあっても、疑惑とか嫉妬とか憎悪とかの「情念」は古びないものですねえ。

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