巨人の磯 (新潮文庫 ま 1-37)

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著者 : 松本清張
  • 新潮社 (1977年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109404

巨人の磯 (新潮文庫 ま 1-37)の感想・レビュー・書評

  •  
    ── 松本 清張《巨人の磯 19770530 新潮文庫》中島 河太郎・解説
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101109400
     
    …… 大洗海岸に巨人のように膨張して漂着した海外旅行中の県会議員
    の死体と巨人伝説を巧みに結び付けた(あらすじ)。
    …… 法医学の文献ではありませんが(下記に)詳述されています。
    http://q.hatena.ne.jp/1146924651#a522413(No.1 20060507 16:37:43)
     
    ── 松本 清張《巨人の磯 19730720 新潮社》249p 15cm 220円
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4103204044
    http://www.timebooktown.jp/Service/BookInfo.asp?CONT_ID=CBJPPL1B(削除)
     
    (20170830)
     

  • 推理短編5つ。著者の博学、特に古代史の魅惑が、その重々しさに加えて淡々とした文脈に荘厳な感じを抱かせる。物語の前半に伏線ないまま、終盤にどっと解決に至る説明がなされるところが、そこがポイントとする他の推理小説と違うところか。2016.12.28

  • 「巨人の磯」
    法医学の教授清水康雄は大洗海岸に泊まった。
    夜の海岸を見に出た清水は岩場に水死体を見つける。死後2週間と見られ、身元の確認も難しいと思われたが、指紋から県会議員の水田と判明した。しかし、水田は沖縄と台湾に視察と称して旅行しているはずだった。その水田が何故大洗海岸に流れ着いたのか?
    関係者は水田の妻、秘書であり義弟でもある広川、広川の妻。
    果たして真相はーー?

    「礼遇の資格」
    銀行協議会副会長の原島は、常に「副」に甘んじる地味で目立たない男だった。原島には年若い後妻がいた。原島の妻敬子は派手なタチで、原島に満足せず、浮気を繰り返していた。
    敬子と再婚したことで、原島の運命は変わってゆく。

    「内なる線影」
    精神科医の枝村は、某ホテルのラウンジに一日中居座っている絵描きのヒッピー白水と知り合う。
    そして、白水の紹介で目加田夫妻と知り合った。
    目加田はここ半年ずっとノイローゼだという。付き添う夫人も半年ほど前にノイローゼになったが直ぐに治ったそうだ。
    そんな目加田の相談を受けていた矢先、目加田が失踪する。また、白水の遺体も見つかった。そして、目加田の死体も海から発見される。
    目加田はノイローゼからくる自殺とされた。一方の白水は、絞殺でないのは確かだが、急速な窒息死であるとされた。しかし薬物は見つからなかった。
    この2人の死に関係はあるのか?目加田は本当にノイローゼだったのか?白水は何故窒息死したのかーー?

    「理外の理」
    雑誌Jの売上を伸ばす為に新しくR社に入社した編集者の方針により、今までJに寄稿していた作家達の作品は全て載せないこととなった。
    だが、随筆家玄堂は何度も何度も原稿を持ち込む。だが、ある日玄堂は「これで最後にする」も担当の細井に告げた。そして、最後の原稿「縊鬼」を模した実験をしてみないかと誘う。

    「東経一三九度線」
    文部政務次官となった吉良栄助。仕事にも慣れて来た時、かつての級友でもあり同じ文部省に所属している小川課長補佐が訪ねてきた。東経一三九度線に関する謎に元皇族の殿下が興味を示しているという。俄然乗り気になった吉良は、小川を始めとした級友前川、谷田、そして恩師岩井教授たちと共に、下調べに行く。
    だが、そこで吉良は自動車を運転している最中に崖下に転落し死んでしまう。なぜ、吉良は死んだのかーー?

  • 推理と言うよりは人間ドラマが主軸の短編集。それだけに(特に表題作)トリックや犯行が凝っていると浮いた印象を受けてしまう。登場人物の犯行に追いやられる悲哀というか、自尊心をすり減らす描写が印象に残った。

  • 大洗、大磯などを舞台とした作品です。

  • 2011.5.31読了
    清張は好きだけど、この短編はちょっとまどろっこしい。

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