共犯者 (新潮文庫)

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著者 : 松本清張
  • 新潮社 (1980年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109466

共犯者 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 構成が学べた。

  • 短編となるとどうしても内容が薄く、登場人物に共感出来にくいが、本作はとても凝ったシュチュエーションと、結末がとても気になるストーリー展開でどの作品も楽しめる。
    作者は犯罪サスペンスの大家であり、初っ端の「共犯者」でやはりと思いつつ以後の作品を読むとそうでない作品もあり、そういった意味でも新鮮に読むことができた。
    「剥製」や「点」の様な奇妙な人物が出てくる話も楽しいが、「潜在光景」のような驚愕のラストが待ち受ける展開もいいですね。
    他の作品も読んでみたくなりました。

  • 松本清張は短編がいい。
    犯罪の背景にある感情の機微を描けば天下一品。
    トラベルトリックや社会派がすぐイメージされるが、やはり清長の小説は情念の世界。これが読み応えあり。

  • 恥ずかしながら、初清張!
    面白い。次は長編だ。

  • 本書、あんまり文学文学した印象を受けないのに、気付けば人間の愛憎やら脆さやらに起因するあまりの大胆さに、ぞっとしたりほろりときたり心臓鷲掴みにされたり。
    書かれてから50年近く経ったいま読んでも、古さを微塵も感じない。思い出したのは、坪内逍遥の「小説の主脳は~」という、小説神髄の有名なアレ。坪内さんの言うとおり、世態も風俗も飛び越えてしまった。

    表題作含め、人情の機微を描いた短編を集めた本。ミステリーだけが松本清張じゃないんだ。

  • 時代背景がよくわかる描写で面白い。松本清張の作品は場面が浮かび上がってくる印象。
    「共犯者」「恐喝者」「潜在光景」「典雅な姉弟」・・・・
    「潜在光景」はドラマ化されたことがあった。

  • 妊娠の恐怖が想像妊娠を生む。

  • 短編集。追い詰められた者の心理が精緻に描写されている。「恐喝者」「潜在光景」「典雅な姉弟」が良かった。12.12.22

  • 特に印象に残った4編。

    「共犯者」罪を犯した者の心理が、かえって身を滅ぼすという教訓めいたお話の面白さ。
    「青春の彷徨」自殺をしようとする者の心境の変化がちょっとコミカルに感じる。
    「潜在光景」子供の殺意。
    「距離の女囚」支配を受ける者の心理。清純なあなた、汚れたわたし、せつない女囚の手記。

  • 恐喝者は素晴らしい作品ですね。

    勘違い。
    自ら地獄に落ちる。
    恐喝が恐喝を生む。

    ってとこが実に良い。

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