松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録―浅田次郎オリジナルセレクション (新潮文庫)

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著者 : 松本清張
  • 新潮社 (2013年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109718

松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録―浅田次郎オリジナルセレクション (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 『カルネアデスの舟板』が読みたくて購入したのだが、これは期待外れ。ただ、この言葉を使いたかっただけのような気がする。『空白の意匠』は、最後の一行が衝撃的。

  • 清張の「黒地の絵」という短篇が良いと、阿刀田高が書いていたので、そのうち読んでみようかと。

  • 朝鮮戦争開戦当時の小倉での進駐軍による日本人暴行を書いた「黒地の絵」。冒頭、祭りの太鼓の音を子供と青年のばち捌きの差で活き活きと表現したのもつかの間、悪魔のような事件。推理小説でもなくエンターテイメントでもないこの作品でやっと松本清張を少し理解できた気がする。外国人の表現が難しいから映像にはならないだろう。こんな、差別につながりかねない難しい話こそこの作家の真骨頂なんだろう。昭和の暗い面を取り上げた話をもっと読みたい。

  • 悪党たちの暗い結末を描いた短編7編。「カルネアデスの板」とういう言葉をただ使いたいが為に書いただけ、のようなものもあった。2014.9.6

  • 昭和の匂いがプンプンする傑作選。昭和三十年代生まれの私でも、リアルでは体験してない世相を描いている先品が多いが、なぜか懐かしさを感じさせる。
    ただ、本書では一番の傑作は歴史小説の「啾々吟」でしょう。

    悪党たちの作品をあつめたのてしょうが、本当の悪は「ある小官僚の抹殺」に出てくる篠田正彦くらいでしょうか。その意味では、題名に偽りありで、浅田さんが選者なら、もっといいものも選べたのでは?

    いずれにしても
    通勤電車で読むのには最適で、あとシリーズが五冊あるのでしばらくは楽しめるかな。

  • アンソロジーは編者次第…
    同シリーズの他作品に比べ、浅田次郎佐藤優編は、清張作品を飽きさせないセレクトです。

  • 本当に読後感の悪い短編集。
    人間の嫌な部分もあるし、そもそも画的に気持ち悪い部分もある。

    でも、それでも松本清張は文章の力がありすぎて、俺をして星を5つ評価欄に載せしむのです。

    「大臣の恋」 好きだなあ。

  • こんな企画があったとは知らなかった。新潮文庫プレゼンツ松本清張傑作選。全6巻でどんどん出るらしい。で早速購入して読みました。
    おもしろかったー。
    松本清張は作品が膨大なので、こうやってセレクションがあると助かります。文春文庫のもおもしろかったし。今回は浅田次郎セレクションで「悪党」がテーマですけど、悪党というか、人間臭く、いやらしく、そして切ない男たちが主人公です。汚職事件のはちょっと読みにくかったけど、他はどれもすっと読めました。

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松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録―浅田次郎オリジナルセレクション (新潮文庫)の作品紹介

なぜか懐しい。懐しいばかりか、少しも古びてはいない。風景描写などはことさらないのに、ありありと時代の景色を読み取ることができる-浅田次郎。松本清張を文学史上の「怪物」として敬愛する短編小説の名手が選んだ、卓抜した人物造形と生の悲哀ともに描かれた7つの名編。

松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録―浅田次郎オリジナルセレクション (新潮文庫)はこんな本です

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