食味風々録 (新潮文庫)

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著者 : 阿川弘之
  • 新潮社 (2004年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101110172

食味風々録 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 配置場所:2F文庫書架
    請求記号:596||A 19
    資料ID:C0025720

  • 昨年大往生でお亡くなりになった大文人。娘さんの大ファンであること、日本語にうるさくて有名という事、がキーワードで暫く幾つかの作品を読ませていただこうと考えています。古い文人旨かったの思い出。一つ一つに大変な薀蓄、食を通して考えさせてくれる事が実に多方面にわたります。戦争、日本語、かつての文人社会、政治家、列車、土地柄、食の歴史、世界比較食文化論、そして師匠志賀直哉の思い出。向田邦子さんのひじきの2度食いには驚きました。鰻、日本酒(かつての酒所と言えば…も面白い。私は断然お燗派です)、鮨、甘味、野草。行ってみたいお店も多数紹介されています。幾つがその店、味を残せているのかな。探査の楽しみあり。100%の敬意とともにご冥福をお祈りします。

  • 美味なるものを食したことを語ると、時として私はこういう美味いものを食ったのだぞと自慢たらしく感じることがあるのですが、このエッセイではまったくそういうイヤミなところがありません。やはり文章が巧いからでしょう。印象的だったのはスーツを2着作ったつもりで、1着分を美食に廻した潔さです。私はもうほとんど物欲がありませんので、美味なるものを食するのが大いなる楽しみになっているのですが、氏の潔さには遠く及びません。

  • ここで飛騨の赤蕪漬けが出てくるとは思っとらんかった。おいしいんですよ、これが。それはともかく、読み終わるともうお腹一杯。

    ドライマティーニ飲みたくなった。

  • シ、シブい人、阿川は元気?

  • この間、通勤に持っていた本を読み終わってしまい、そんなこともあろうかともう一冊持っていた本も予想外に短く読み終わってしまい帰りどうするべ、と思った時購入した本です。本当は列車ものが読みたかったんですが丸善さんに置いてなかった。丸善なのに!! 
    でも今考えると出版社を間違えて探していたのかも。
    どうやらこの頃の本は大字活版ってのがあるらしくある程度厚みがあっても実質それほど長くない本ってのも存在するんですね~

    食べ物に関する蘊蓄本です。最初は面白かったのですが終わりの方は自分はこんなうまいもの喰ってきたんだ、とか喰ってるんだ、と言うような感じになってきてしまい少し興がそがれました。それにしても日本酒がいつの間にか冷酒ブームになってしまい云々の件はうちの父が同じようなことを言っていたので面白い。
    そういえば百閒先生の文章に出てくるお酒も必ず燗が付いていたなあ…

    作家の人に食いしん坊が多いのは昔角田光代さんのエッセイを借りて読んだ時だったと思うのですが
    朝から晩まで小説を書いているので作家の頭の中は小説のことで一杯なのかと言うとそうではなく、朝はワープロをたたきながら昼はどこで何を食べようとずっと考え、昼以降は昼ごはんの感想を反芻しつつ夜何を食べようとワープロに向かう、という文章がありものすごく納得がいったのを覚えております。

    巻末の親子対談が面白かったです。

  • 食べ物にまつわるエッセイ。今の自分なら、何を食べてきたと書くのだろう、と考える。そしてこれから先、何を食べていくのだろう、とも考える。

  • どれもこれも美味しそう。涎が出てきます。

  • 最近読んだ食味随筆では随一。

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