木 (新潮文庫)

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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101116075

感想・レビュー・書評

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  • 木について雑感を述べた本。無理に教訓めいたものと繋げるでもないが、樹皮を女性の着物のように捉えているところがあり、木に対する作者独特の感想は面白い。
    「Perfect Days」の中で役所広司さんが読んでいたので気になって読んだ本。

著者プロフィール

1904年東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。’28年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚、幸田家に戻る。’47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。’56年『黒い裾』で読売文学賞、’57年『流れる』で日本藝術院賞、新潮社文学賞を受賞。他の作品に『おとうと』『闘』(女流文学賞)、没後刊行された『崩れ』『木』『台所のおと』(本書)『きもの』『季節のかたみ』等多数。1990年、86歳で逝去。


「2021年 『台所のおと 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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