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きもの についての感想・レビュー・書評


きもの (新潮文庫)
472人が登録 ★3.85

著者: 幸田文 
本 / 新潮社 / 368ページ / 1996年11月発売
ISBN/EAN: 9784101116082
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評価平均: 3.85
登録数: 472
レビュー数: 86
価格: ¥ 662 (参考価格:¥ 662)

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みんなの感想・レビュー・書評

SASAKIさんのレビュー いま読んでる

少女と着物のかかわるエトセトラ。いまひとつストーリーに乗りきれなかった淡々とした感じに途中でギブでした。これを楽しめる人って、自分とは頭の構造違う気がする・・・。

yumiemonさんのレビュー 4 読み終わった

るつ子の人生ときもののお話。
おばあちゃんがイキすぎて素敵。
イキと野暮ってこういうこと。
書いている時に幸田文は亡くなったので、若干続きは気になる遺作。

usagi826さんのレビュー 5

震災後の今、もう一度読み直したい。

mylteさんのレビュー 4

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまでもきものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者最後... 続きを読む »

okniさんのレビュー

はっとしたラストで格好よいような、でもどこがしか傷ついた(未完らしい)。静かに予想と期待を覆す展開。大っぴらにも言えない、言われないことが計算された、しかし良い本には違いないのです。解説に、てらいがない、とあったが、作者のすっきりした自信の持ちようを感じて背筋が伸びる。若い女の子たちに読んでもらいたい。

あおいさんのレビュー 4 読み終わった

淡々と綴られる情景と、感情。
当時のきものそのものや作法を殆ど知らずに読んだので、るつ子と共におばあさんに躾られているような心持だった。
細やかな心配り、真心が伴ってこそ、装いや振舞いは美しくなるのだろう。

youcanspringさんのレビュー 5 読み終わった

女性の生活目線でのお話が好きです。いろんな着物の柄や素材の名称が出てきて、登場人物たちのこだわり方の表現に、時代を超えて女の私は読んでいてウキウキしました。

随分前に読んだので、感想が朧げですが、また時間があるときに読みたいな。女の人って、強いなぁと思った記憶があります。

koborikoさんのレビュー 5 読み終わった

物語の中に学ぶものがこれでもかというくらい散りばめられており、少し前の日本の一般家庭における躾のレベルの高さが強烈に印象に残った。

みやさんのレビュー 5 読み終わった

これまで「着物」を特段意識したことはなかった。でも、この作品のるつ子や女たちがあまりに着物の手触りや素材やかたちを、体にしみこむように愛でるので、興味が湧いた。過去の時代の暮らしを読むのはおもしろい。成長物語としても秀逸。

kaizenさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 大正時代の東京。 4人兄弟の末っ子を主人公に、きものにまつわる話。 「むんむんと熱気が浪を返すようにかぶさってきた」 P260 上記は、NHK TV J ブンガクで、取り上げて... 続きを読む »

natsuehimeさんのレビュー 読み終わった

バリ島へ行ったとき、あちらの民族衣装を着せていただいた。 薄いレースのようなカーディガンのような「クバヤ」を着て 下にはサロンを巻いて 腰にはサッシュベルトのようなものを巻く。 日本の民族衣装もこんな感じ?オビってどんなの? と聞かれて、うまく説明できなかった。 日本人として民族衣装を着られないのは恥ずかしいことなんじゃないか? と思ったところから始まりました。 そこで... 続きを読む »

shogo42さんのレビュー 5

日常生活からこんなにも多くのことが学べるのかと驚嘆した。大正時代の話で、人間の品位みたいなものを感じ取っていく主人公が素敵。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いという態度も好き。おばあさんが主人公に対して、日常での出来事が意味するもの、各種ハレの舞台での振舞い方、人との接し方等を教えていく。それは主人公に対し手でだけではなく、私にとっても有意義なものであった。続きが気になる作品。

nanaさんのレビュー 4 読み終わった

未完であることがとても残念…
激しいお話だと思いました。激しく生きる女の話。
色々な「生き様」が描かれている。それぞれにそれぞれの譲れない信念に拠って生きている、そう感じました。

ぶんぶん(ふづき)さんのレビュー 5 読み終わった

着物にこだわる少女るつ子の幼少から結婚し、離婚するまでの大正時代の話。関東大震災の話が印象的。るつの祖母がいい。

2784nahokoさんのレビュー 3 読み終わった

幸田文的な、こだわり、江戸っこらしさ?にあふれた本。
着る物って、ただの布でしかないけど、着ている人となりが如実に出てしまう、というくだりが、身につまされるというか、日々着るものを考えるときにふとよぎる。

xxciiiiiexxさんのレビュー 5 読み終わった

色や柄、素材。着物を着るのが当たり前の時代の悲しいお話。

のん太さんのレビュー 4 読み終わった

着物の描写のあでやかさとは裏腹に厳しい視点で見つめる主人公と著者の姿勢が重なり合う。震災の描写は今読むと切実だ。おばあちゃんに惚れた。

pa-tomamaさんのレビュー 5 読み終わった

再読。 こんな悲しい話だったかと思う。これは読み手側の今の気分のせいかもしれないけれど。 何か、母親の愛情。わが子の結婚にできる限りのことをしてやろうという愛。母の箪笥を開けて知る母の思い。 父親の愛情。これだけのお金が必要といわれれば何とか工面しどんなに気に入らなくても最後は何とか相手に合わせようとする。 そして誰もが言うとおりおばあさんの存在。 嫁の身にはこんなできたおばあさんがいて... 続きを読む »

よりさんのレビュー 3 読み終わった

友人が確か好きな作家なので借りて読んでみました。
幸田露伴の娘さんなんですよね。

読んでみてびっくりするほど文章が読みやすい。古臭くない。タイトルの通りお着物に関する話題と主人公が子供から大人へと成長していく様が着物に関するエピソードを交えて展開されていくのですが。昔の人はさぞかし大変だったんだろうなあ、と思いました。お着物。自分は一年に一度きるか着ないか。着ない年のほうが多いくらいですから。愛着や思い入れも一層なんだろうなあ~なんて思いつつ読みました。

o-toriさんのレビュー 5 読み終わった

こういう時代、大好きです!でも、私がこの頃生まれていたらちゃんと生きていけてたかなあ。。

着物ひとつで世界が変わる。私はおしゃれに疎いけれど、興味をもって読めました。おばあちゃんがそばにいるっていうのもいい。

96542377さんのレビュー

単行本版は
箱入りで布張りの装丁で大好きだった。

笹。さんのレビュー 5 読み終わった

今まで読んだ幸田さんの本の中では、一番起伏に富んでいて、一番読みやすかった。
ただ、その分、というかなんと言うか、幸田さん自身の人生がとてもはっきりと滲み出ているようで、人間観察や、その後の人生について、時折ものすごく辛辣でひりひりした。
しかし、それはそれとして、幸田さんの着物に対する考えというか、愛着というか、そういったものが滲み出る一冊。毎度思うけれど、幸田さんの小説を読むと、着物を着てみたくなる。

クマタさんのレビュー 5 読み終わった

日々の生活に着物が欠かせなかった時代の物語。
着物の色、柄、素材、どういう場合にどんな着物を
着るのかなど、着物文化が詰まっています。
舞台は明治の終わりの日本、洋服文化が入ってきたころです。
この時代の文化を知る+この時代に生きた
女の子の物語を読める、2重の楽しさがあると思います。

tokoさんのレビュー 読み終わった

最近きものを着れるようになりたくて読んでみたが、なぜか所々まじ泣きしてしまい(電車中で)困り果てた本。
死に対するあれこれにどうも敏感になり過ぎてるなぁと・・。

きものに関しては、まず全然わからなかった!笑。うちの家はこういう伝統なものって皆無だから、本当になんにも知らないなぁって・・母方の祖母が生きていたらもっと違ったのかなって何度も読みながら思った。
正直こういう躾って今更どうにもならないのだよね、うちの家はもの凄い放任主義だったからさ。男なら良いけど、女だと本当困りものだわ。笑。

toolboxさんのレビュー 4 読み終わった

この時代に生きていたわけではないのに、何故かとても懐かしい感じ。気付くと、主人公と自分の子供時代を重ねながら読んでいた。
もしかしたら、今は別居している、大正生まれの祖母と被るのかも知れない。彼女の苦労を偲びながら。


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