- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101122090
感想・レビュー・書評
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読んだきっかけは2022年7月、スイスでアイガー北壁を見たこと。これどうやって登るの?!とアイガーの姿に驚いた。
山に魅了された少年の物語。
遭難により友人だけでなく、自分の足までも凍傷でなくしてしまう。
その様子は、読んでいるだけで目を背けたくなるほど秀逸に描かれている。その後の山登りや岩壁登りの描写にぐっと惹きつけられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山屋、と呼ばれる人がいる。
主人公、岳彦もその一人である。
18の時に遭難し、足の大半を失う。
それでも、山への情熱を捨てきれず、リハビリを始めるのだが・・・
岳彦の同級生がこの上ない小物っぷりを見せてくれる。
だからこそ、岳彦ががんばれるわけなのだが。 -
昔一度読みましたが、再度購入して読んでみました。細かい所は殆ど覚えていなかったので、新鮮な気持ちで読めました。「岩壁に向かったあの真剣な気持、身体中の神経が音を立てて鳴るほど張りつめたあの瞬間」わかる気がします。
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エッセスト、数学家の藤原正彦のお父さんの本。昭和の話だが、ハラハラドキドキ、岳彦の善人すぎる性格に唖然としたりして、楽しめる。今よりももっと厳しい山登りがあったことを実感する。
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なんでこんなに騙されちゃうんだろう。
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面白かったが、山登りの専門用語が多く分からない所も多かった
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冬季岩壁を登るだけでも凄いが、足の無い足でチャレンジする事が凄い。しかも、トップクラスのクライマーである意思の強さには感服
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170222読了
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思ってたより面白い。詳しくは下巻で。