アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)

  • 204人登録
  • 3.44評価
    • (7)
    • (24)
    • (37)
    • (4)
    • (1)
  • 17レビュー
著者 : 新田次郎
  • 新潮社 (1978年10月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122151

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
東野 圭吾
三島 由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 短編小説ということを分からず買ってしまった。
    のめり込むほど深く感情移入できないので、あっさり山岳小説が読みたい人は手頃な一冊だろう。
    アイガー北壁は、著者の別作品”栄光の岩壁”のその後といった感じの作品だ。今回の小説では、実名で記されている。

  • イモトのアイガー登頂で思い出して読んでみた。どれもけっこ淡々とした印象

  • 中学の林間学校の前にいわば「山での失敗事例集」として読まされた本.特に深刻な状況を招いているものには直接の引き金となっている原因があるものの,そこに至る過程で他の要素が間接的に絡んでいるため,どこか一つの要素についてのみに注意の対象がとらわれていると,却ってそれが事故の危険性を増大させる,ということを痛感させられる.

  • 山と気象に関する物語

  • 遭難したらむやみに動き回ると死ぬんだなあ…と。

  • 登山にまつわる短編集。絶壁、孤独、極寒。山はなにかとドラマになる。色恋沙汰ですら崇高だ。読み応えがあるのはやはり遭難物で、冬山が多い。透いた空と白銀とドス黒い岩壁の美しいコントラストは、スキー場のゲレンデから眺めるに限るなぁと改めて。。。

  • ・一番印象に残ってるのは最後のカルイサワの話。デニムで厳冬期富士に挑戦して遭難者が出る21世紀となんにも変わらんのね。新田次郎のアルプスをネタにした短編はなんとなく苦手。似合ってない感じがする。

  • 私は先日ユーグフラウヨッホに行きました。そこでアイガーも見ました。広大な景色、空気、自然、全てを無にしてくれるような感覚さえしました。

    アイガーは南側からみたので北壁は写真でしか見てないですが、あの壁を登るのは不可能としか思えない。だからこの本を読んでみました。
    山岳登頂の本は長編で書くのは難しいから短編集でちょうど良いと思ったのですが、意外にも淡白な書き方でしたので少し拍子抜けしちゃいましたね。それぞれ短いのですぐ読めます。
    ただ、いかに登頂が難しいか何故ベテランですら滑落してしまうのか…どうにもこうにも不可抗力で飛ばされてしまう。風、寒気、体調、運、全てが良くないと登頂はできないのですね。私には耐えられないので、こういったチャレンジをする人は本当に素晴らしいと思う。今旬な人は栗城さんかな?彼はビデオとりながらだから凄いよ。
    何故何回も困難な山に挑戦するのか…それは登頂した人にしかわからないものだと思います。
    私はやろうとも思いません(笑)心折れるし、耐えられないので…。

  • 山における「遭難」を軸にした短編集。
    とりつかれて跳んでしまう人の心と、生体としての限界という現実が、地球の突起の懐で一幕の劇を紡ぎ出す、遭難という悲劇。そして時に喜劇。
    哀しみを突き放すような記録然とした表現が、返って読み手の中に物語の種火を投じます。
    間に挟まった旅行記的な数編が、息をつめて繰るページの中にも趣の異なるひと息をつかせ、編集構成の妙味も。

  • 新田次郎さんの些細な感情の動きを表現する短い言葉が好き。
    勝気な女性に対峙している男性の気持ちなんか特に。

    テント場で独り静かに読んでると明朝の山行に森厳な気持ちで挑もうという気分にさせてくれる。パッキングに余裕があればまた山に持って行きたいな~

  • さすがのリアリティ。 3/20 映画も早く見たい!!

  • 山三昧の短編集

     タイトルが安直だが、タイトル作を含む山小説が14編。

     日本の山モノから、今回はヨーロッパの山モノが含まれているのが特徴といえば特徴か。

     約350頁で14編だから、それぞれはまさに短編だ。それぞれが適度に短いからとても読みやすい。

     タイトル作品の「アイガー北%

  • 新田次郎の作品を読む度に山に行きたくなくなる。

  • 取りつき点から頂上まで1800メートルの巨大な垂直の壁に挑んだ2人の日本人登山家の実名小説『アイガー北壁』。2人のパーティーが白馬岳主稜で吹雪にあい、岩稜から姿を消す『気象遭難』。冬期の富士山で、不吉な予測が事実に変って主人公の観測所員が滑落死する『殉職』。他にヨーロッパ・アルプスを舞台にした『オデットという女』『ホテル氷河にて』など、山岳短編の傑作全14編を収録する。

  • タイトルになっている『アイガー北壁』、『気象遭難』をはじめとする14編の山岳短編集。

    『アイガー北壁』は1800メートルの巨大な垂直の壁に挑んだ2人の日本人登山家の実名小説。こんな思いをして頂上に立ちたいのだと私達に語りかけてくれる。私には想像できない、知らない世界なだけに興味深い。

全17件中 1 - 17件を表示

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)はこんな本です

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)のKindle版

ツイートする