新田義貞 (上巻) (新潮文庫)

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著者 : 新田次郎
  • 新潮社 (1981年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122229

新田義貞 (上巻) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 鎌倉幕府を終わらせた男のおはなし。(上巻)
    源氏の開いた鎌倉幕府は、源氏の嫡流の者たちによって幕を下ろされる。中世は本当にややこしい。
    上巻ではまだ新田義貞は形を潜めている。次巻から大暴れしてくれるかな。期待。

    鎌倉幕府ってのは源氏が開いたのに、すぐに北条氏に頭がすげ変わる。そこがまず面白い。
    いつの間にか武士集団も腐敗した貴族と同じ道を歩み始め、「この腐りきった世の中をなんとかせねば…」というものが現れる。

    結局、いつの世も腐った部分はある。それを誰かが、表立ったり、裏側工作だったりして、削り取っていく。そういうもんなんだろう。と改めて思う。

    とはいえ、いくら幕府が腐っていても、替わるのがまた天皇家では、どっち道腐っているというのが、この時代の悲しいところかな。
    戦国時代はよ。


    よく、天皇家とか貴族には手を出せないという表現がでてきたが、本当に神様だったんだなと改めて思う。
    今の世ではリアリティなくて、共感できない。本当、昔の人たちってどうなっていたんだろう。不思議。


    ___
    p82 秋人(秋になったらいろんな商品を市に持ってくる人のこと。のちの世のあきんど)

  • 長年、足利尊氏にいいところ持って行かれっぱなしだった上州の武者、新田義貞を主人公に据えた長編。
    生来のお人よしが、功を奏すよりは足を引っ張っているのが泣けます。
    鎌倉末期の時代背景なども見所です。
    徳川の源流ということで、押さえておくのもいいかもしれません。

  • 全2巻。

    太平記だとダメ人間。
    新田義貞。
    結構漢です。
    これでは。

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