女の一生〈2部〉サチ子の場合 (新潮文庫)

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著者 : 遠藤周作
  • 新潮社 (1986年3月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123240

女の一生〈2部〉サチ子の場合 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 沈黙からずっと続いてる感じがします。サチ子の話にアウシュヴィッツがどう関係しているのかはつかみ損ねてますが戦争の悲惨さは伝わってきます。

  • アウシュビッツでのコルベ神父の死のシーンは感動した。

  • 第一部の幕末・明治初期から時代は下り、第二部は第二次大戦の時代が舞台になっている。

    コルベ神父、キリスト教信仰における非戦の問題、神風特攻隊、長崎の原爆など、さまざまなエピソードが織り込まれている。

    長崎で一緒に遊んでいた3人の幼馴染。一人は信仰と戦争の問題に苦しみながらも特攻隊として戦死し、一人はその恋人として別離に苦しみ、一人はアメリカ兵として原爆投下の飛行機に乗っている、、、

    戦争の不条理をこれでもかと思い知らされる。

  •  
    ── 遠藤 周作《女の一生 2部 サチ子の場合 19860327 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4101123241
     
    (20160814)
     

  • 名作です。

  • 第一部キクの場合の続編といえなくもないけど、構成は大分違うし、わりと視点も飛んでるので物足りなく感じてしまうところもあるかもしれません。でも最後は主人公である幸子と同じようにどこか満たされない、ぽかんと穴が開いたような気分で読了しました。
    時代はキクが亡くなった時より進んで太平洋戦争時になるわけですが、戦争は良くないということがメインテーマではない。あくまで1人の女性を主人公とした物語です。それなのにアウシュビッツと日本で場面が所々飛んでしまうので、幸子の存在が薄くなりがちだったのが残念でした。前作のキクはキクのいないところでもすごい存在感だったので比べると見劣ってしまうような気がします。
    清吉と修平とを比べてもあまりに修平が幼く脳天気で鬼気迫るものがなく、何となく幸子と修平もおままごとの延長にしか見えませんでした。このあたりも時代の違いなのかなぁとも思ったり。キリスト教徒として戦争に巻き込まれていく修平の葛藤も唐突すぎてあまり伝わってきませんでした。
    アウシュビッツのコルベ神父のエピソードはまた別の一つの作品として読んでみたかったです。最後のヘンリックに希望が見えてとても良いシーンでした。どちらのエピソードももっとじっくり読みたかったというのが一番の感想です。

  • 戦争が信仰の奥の奥を、信仰の奥の奥が、人間の奥の奥を。
    死を選ばざるを得ない背景。
    俺なんて逃げるだろうな。

  • 1部ほどの衝撃はないけれど、やっぱり、これも傑作だと思う。修平を想うサチ子の話とコルベ神父のアウシュビッツでの話が交互に出てくる前半はもう苦しくて。アウシュビッツでの話が、これからどんどん激しくなる戦争やその波に飲み込まれていくであろう2人の未来を暗示してるようで。想い合っても自由にならない戦時中の2人が悲しかった。後半、終戦に向かうあたり、あああ長崎は原爆が落とされたんだと気づき愕然とした。本当に読んでて苦しかった。キクの時もサチ子の時も苦しい時に2人のそばにいた、大浦天主堂のマリア像に会いに行きたくなりました。

  • コルベ神父が1930年に長崎に来て、5年後にポーランドへ帰国後、アオシュビッツで惨殺される事を背景として、長崎を中心とした日本人男女の物語、原爆投下で終わる。信仰と戦争と言う永遠のテーマ。

  • 内容を覚えてないと、読んだとはいえないけれど。

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