ファーストレディ〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : 遠藤周作
  • 新潮社 (1991年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123318

ファーストレディ〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 代議士とその妻。女医と弁護士の夫。40年前の東京空襲の時に会った4人のその後。
    戦後、日本が辿ってきた様々な事件と共に歩んできた彼ら。日本赤軍によるハイジャックで弁護士の夫が死に、ロッキード事件中に代議士は癌で死ぬ。金と権力まみれの政治の世界。

    有能な妻に尊敬を抱きつつ、憩いを求めて哀れで弱い女と浮気する弁護士。入院して初めて金以外の世界を見る代議士。人間てやっぱり弱いものなんだ、でもそれでもいいんじゃないか、という著者のまなざしが表れている気がする。
    もっと深く読んでいけば、戦後の日本がよくわかると思う。ほとんどの政治家は実名ででてくるし。

  • 上巻に続き、割と一気に読めてしまう。ただ、だんだん醜くなる世界であるから、個人的には上巻の方が好きだ。

  • 上巻に続き、一気読みした。
    しかし、政界ぽい頭脳ゲーム感は薄れぎみ。登場人物の渋谷がどんどん醜く、おごり高ぶっていく姿が読んでて好ましくないですな。(笑)
    そう読者に思わせるあたりも、きっと作者の力量なのでしょう。
    ファーストレディ上巻をお読みの方は、なる早でお読みください!
    あ、下巻から先に読むのは、オススメしないので、まだの方は上巻からどうぞ。

  • 完璧に見える人間も弱い部分はあって、やはり、人間だなと思った。それを乗り越えていく夫婦の姿を見ました。色々な場面で夫婦関係を見直していく百合子に共感しながら読んだ。

  • 忠太郎が改心し、夫婦の絆を取り戻していく描写に泣けた

  • 戦中から戦後における時代的背景の中で、お互いに知り合いであった男女4人の登場人物たち。政界の裏側と隠された男女関係、人間世界の代表的なふたつの醜い世界が描かれている。。。

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