王の挽歌〈上巻〉 (新潮文庫)

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著者 : 遠藤周作
  • 新潮社 (1995年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123332

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遠藤 周作
遠藤 周作
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王の挽歌〈上巻〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 第一次讀遠藤周作的書,一開始擔心會不會太宗教味或者過度對武力嫌惡的感覺,實際上意外地相當有趣。故事中常採用傳教士或商人書信之類的,或者耆老口傳,尤其是傳教士書信,還頗為有趣。文筆也相當易讀。

    主角大友宗麟,作者相當著力於他的脆弱ー從小父親被家臣所殺,一直活在這種恐懼感中,之後當了主公之後又懼怕人知道他的脆弱,想逃避躲到女色裡但是為了消弭罪惡感又陷越深。上卷他對傳教士的態度主要是為了貿易和火藥,但是由於內心的脆弱,和從來無法真正信任他人,他還是追問傳教士關於教義的問題,但因為家臣的反彈依然無法真正入信。而他對於自己尊貴身分的自信,也在他所認為狡猾的小國人眾暴發戶的毛利中數度被傷害,拱手等弟弟被滅後,又坐視戰略抬出的神轎大內輝弘被殺。

    故事中比較意外的橋段是傳教士在府內成立醫院一段,我一看到就想到放血療法有啥用,確實放血療法登場,但是內科兼採中醫這點還蠻有趣的,那位傳教士還蠻大度的(實際如何不得而知)。故事裡面傳教士堅決反對用日本的觀念來同化、理解自己的宗教,任傳教士不是出世而是入世。裡面提到日本人很喜歡用外表判斷人(這點真的莞爾一笑,這點是世紀級走火入魔的程度了),但傳教士卻重視清貧,衣衫襤褸,自己信仰的對象乍看之下很悲慘被釘在架上,因此一開始抵抗感頗大、而傳教士提到的只有神會原諒、全面信任,宗教不需要文字或理智去理解(認為自己可以這樣理解是瀆神,因為人沒有全能全知),所以稍微可以想像心中帶著深深傷口的大友將來會入信?然而我對耶穌會並不太有好感,大航海時代歐洲國家做了什麼事當然也不陌生,面對描寫中這麼是聖潔的傳教士,我不禁懷疑這些人對於當時歐洲宗教也等於佔領與屠殺的真實樣貌感到懷疑,這些人是用啥立場在看待這件事?譬如宗麟納妾,歐洲高級神職人員不乏私生子,這些人又是怎麼想的?究竟是清純地想傳教(我相信耶穌會沒這麼小白兔,我也不喜歡這種幻想),還是也多多少少知道自己國家的野心和作為吧!荒山徹的小說裡有一本說到高山右近逃出國看到真正這些歐洲強國的作為反倒背教,乍讀之下似乎荒唐,但我覺得這種可能信還蠻高的。至少日本入信的教徒應該無從得知吧。而忽略這一點的描寫,指撰寫神職人員的清貧無私,這點我還是有意見,這也是我一直以來對讀教徒的作品充滿疑慮的原因(不可能有討論空間)。

  • <上>2004.5.9〜16 読了
    <下>2004.5.16〜20 読了

  • なんとなーく知ってるつもりの大友宗麟の生涯を読んでみたいなと思ってたのですがなかなか手に取る機会がなく…。
    遠藤周作を続けて読むのもいいか、と思い、ついでといえばついででこの作品を読んでみました。
    すごく読みやすいのでどんどん読めてしまいます。有名な二階崩れの変から宗麟がお屋形になり、それまで気弱な男だったのに自信を持って行動し、それが結果につながっていきます。
    しかし相次ぐ身内の裏切りで心休まることのない宗麟は、キリスト教やザビエルとの出会いで興味を持つのですが、強烈な奥さん(神社の血筋)に猛反対されて苦悩します。
    身内同士の争いや隣国がいつ攻めてくるかもわからない戦国時代の緊張感があり、面白いです。
    もともと大河ドラマにして欲しいと思った大分県知事が遠藤周作に依頼したそうですが、残念ながら大河ドラマにはならず、正月ドラマとしてNHKで放送されました。

  • 九州豊後の戦国大名”大友宗麟”の物語。得意の外交力を活かして六ヶ国の守護を兼ねて九州探題となった栄達欲の陰に父親の死、身近な者の謀叛などがあり、猜疑心が強くなった。さらに自分自身をも信じられなり、その心の葛藤を同じクリスチャンの遠藤周作さんが上手く描いている。
    中国の覇者毛利元就との息つく暇もない攻防も描かれており、読み応えがあった。20年ぶりに読んだが、とても面白く、すぐ読み終えた。

  • 戦国のキリシタン大名・大友宗麟の生涯を描いた内容。

    ストーリー前半は宗麟の生い立ち、その苛酷な運命から生じた人間不信、苦悩、そこからキリスト教の信仰へとドラマチックな展開で巧く読ませる。でも後半が全然おもしろくない。
    特に秀吉の朝鮮侵略や宗麟の息子・義統の記述なんて物語上蛇足以外なにものでもない。全く台無し。
    大友宗麟だけに絞って、さらにいえば統領の立場と信仰者としての思いの乖離や葛藤をもっと内面に絞ってストーリーが進んでいれば面白くすんなり読めたのに。

  • 現代における戦国大名大友宗麟像に多大な影響を与えた一冊。その生まれから大友二階崩れを経て対毛利戦の勝利までを記録している。とはいえ、この物語がタイトルの通り最後が分かる様に、冒頭部にてその最後を記すあたりはお見事としか言いようがない。

  • 睡眠時間を削って読んでしまった。
    歴史小説はいろいろ読んだけど、こんなに大名の内面に切り込んだ話はないんじゃないだろうか。
    おもしろかった。

  • 戦国時代に北九州で6カ国を治めていた大友宗麟について描かれており、幼少の大友宗麟から始まり、宗麟の子の吉統が国を失い、死に至るところで終わっています。

    大友宗麟はキリシタン大名として有名ですが、大友宗麟とキリスト教の関係や日本におけるキリスト教布教の様子なども詳しく載ってます。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_f74a.html

  • 罪深い大友宗麟の苦悩の生涯。

    上巻では毛利元就との戦いを描く。
    親兄弟、家臣に裏切られて、
    人間が信じられなくなってしまい、
    弟を元就公の策謀により殺されて、
    彼を狐と呼び嫌悪するが、
    自身もえげつないことをしまくり、
    ついに全く同じことをしてしまう。
    で、色々と思い悩む。

    戦国武将の話として読んではいけなさそう。
    キリスト教と仏教の考えの違いについて
    描かれていたりしてなかなかおもしろい。

  • 2012.1.19(木)¥179。
    2012.2.1(水)。

  • 戦国時代にキリスト教王国を作ろうとした大名がいたという事実を知り、現代の我々にとって奇想天外としか思えないような行動を取った大名とは、いったいどのような人物であったのか知りたくなった。「王の挽歌」は、そんな大名、大友宗麟の生涯を描いた小説だ。上巻は、豊後の守護の後を継ぎ、九州探題に任命され、毛利に勝つまでを描いている。

  • 九州探題・大友宗麟が「家形」として生きることに苦しみ、救われたいと、もがく話。生まれ持ってしまった使命に抗い苦しむ人間らしい宗麟が描かれていて面白かった。そして、切なかった。

    しかし、遠藤周作は読みやすいなー

  • 肉親も家臣も、いや自分自信さえ信じられぬ…。豊後の名門守護・大友家の統領として、内紛に悩まされながらも、北の大内、毛利と戦い、北九州六国に領土を広げた大友宗麟。戦乱にあけくれた生涯は、また自分自身との闘いの日々であったが、わずか数日のザビエルとの出会いが宗麟の心の闇に一筋の光を投げかけていた。戦国の世にもう一つの王国を求めた切支丹大名を描く歴史長編

  • 人はどうしても、残虐で妬み屋で寂しがり屋に、ならざるを得ない。でも、それをいとしいと思う。

  • 全2巻。
    大友宗麟の話。

    なんかあっさりな印象。
    白石一郎の火炎城の方が好き。
    無茶で。

    戦国の名門に生まれた繊細な人間の苦悩。
    でもやってることはやってる。
    白石版みたいな無茶がない人格なので、
    単にダメな感じ。

    宗麟没後の大友家の没落も
    割と長く書いてる。
    知識としては嬉しいけど
    小説としてはいらなかったかも。
    個人的には。

  • 何だこれすげえ面白い!

  • 宗麟可哀想に見えてくる

  • 大友宗麟は苦悩しつつとんでもないことをしてるので反応に困る どっちかにしろとおもった

  • ついに九州進出、宗麟本です。
    更に言うと、キリシタン大名を扱った小説としても初ですね。
    聞きかじりや又聞き等の(…)怪しい知識しかありませんでした…。
    この本の作者の遠藤周作は自身がキリシタンなので、そのキリスト教的なモノの見方や描き方が新鮮です。大友宗麟は単純に宗教に傾倒した浮き沈みの激しい男ではなく(…)内面についての描写がとてもリアルなのが面白い。ちょっと宗麟が好きになりました。ザビエルじゃないですが屋形には向かない性格ですね…。(この本は図書館で借りました)

  • 古本で購入。まだ上巻しか読んでないけど面白い。

  • 2008/2/27:キリシタン大名大友宗麟……あんまりキリシタンっぽくないけど! の話。叔父の正室弄んだり、家臣の正室を側室にしたり、未亡人だからって良いわけじゃないですよ、宗麟……! と聞いただけではかなり好き勝手生きてるようですが、お館様である悩みとか忌死感とか深くてなんか本当に……宗麟はなんで武家に生まれちゃったんだろ。(ほろり) 上巻はVS毛利で立花城落としたとこまで。

  • キリシタン大名として有名な大友宗麟を書いた作品。
    悲しく重い。

  • 遠藤周作の戦国もの。
    宣教師の視点が物語りに深みをもたらす。
    これを読んだ後では信長の野望で大友義統を冷遇できなくなる事でしょう。

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