ロビンソンの末裔 (新潮文庫 か 5-3)

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著者 : 開高健
  • 新潮社 (1973年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101128030

ロビンソンの末裔 (新潮文庫 か 5-3)の感想・レビュー・書評

  • 戦時中の北海道開拓民の苦悩。
    映画『許されざる者』の参考になるかと思って読んだけど、時代が違った。でも、これはこれで引き込まれた。


    戦時中の満州移民と同じようにはいかない。うまい話には裏がある。
    開拓ってすさまじいんだろうなー。狩猟民族ならまだしも、そこに定住して農場を開くのは…
    先に開拓民がいるから良い土地も残っているわけではない。家なんかすぐに建たないから、木を立て掛けた小屋ともいえない何かで極寒の地で生き延びなければならない。一年目から作物は収穫できないから、支出しかない。人間生きていれば病気はする、唯一頼れるのは先住開拓者のみ。でも、頼ってばかりでは住み辛くなる。

    こんなん、人生HARDモードどころじゃない。
    恥も外聞も捨てて、生き残る。まじサバイバルだわ。

    物語の中でも発狂してしまうものが出るが、当たり前だわ。


    読んでいて、自分の中で盛り上がるところはなかった。読み終わっても、グッと来なかった。でも、何か残った。北海道という地の見方が変わる何かが。

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