文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)

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著者 : 安岡章太郎
  • 新潮社 (2015年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101130132

文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • いわゆるいわゆる“第三の新人”の一人、安岡章太郎のエッセイや、講演会や、座談会、といったものをまとめた1冊。

    中でも親交の深かった、吉行淳之介氏との若かりし日のことや、吉行氏の作品の評価など、興味深い。

    また、洗礼を受けたいきさつ、遠藤周作との話もいい。

    吉行氏、遠藤氏、安岡氏、いずれも大病を患い、一番長生きしたのが、安岡氏だった。(2013年没)
    よって、“第三の新人”にまつわるエピソードを読むことができることはありがたい。

    今は存在しているかどうかわからないが、各エッセイにみられる「文壇」が生きていた時代を感じさせる。

    繰り返しになるが、個人的には、吉行淳之介との親交が篤いことがわかる文章がよい。(いずれも好きな作家なので)

    そして、安岡章太郎氏と小林秀雄氏の対談、安岡章太郎氏・遠藤周作氏・小川国夫氏の“第三の新人”による鼎談(座談会)も贅沢な内容で読み応えがあった。

    後者では、島尾敏雄氏の作品評や、彼にまつわるエピソードも盛りだくさんで読み応えがあった。


    この本を読んで、また、彼らの作品を読み返したくなった。


    まさに、「文士の友情」がつまった一冊である。

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文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)の作品紹介

「戦後派」の先輩や「第三の新人」と呼ばれた盟友たちが次々鬼籍に入っていく。梅崎春生のイタズラ宣言、楽天妄想癖の吉行淳之介とのおかしな発言、遠藤周作との受洗をめぐる信仰上の絆、島尾敏雄夫妻見舞いの忘れ得ぬ一コマ、そして小林秀雄との火花散る文学談義。珠玉のエッセイ、対談、鼎談を集めて、往時のユーモラスで、滋味あふれる文士たちとの交友を浮かび上がらせた一冊。

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