高みの見物 (新潮文庫 き 4-9)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131092

感想・レビュー・書評

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  • 北さん、大好き。インテリなGという発想でちゃんとした話を書ける力量よ。

  • 走る黒ダイヤこと、G先生が主人公のお話。

    猫ならぬG(超インテリ)の目から見た庶民の暮らしが、傍観者目線でとつとつと描かれていて、面白いなぁ、と。
    ダストのおでんのはねっかえり具合も中々可愛いんだけど、どこかペーソス溢れており、ついつい肩入れしちゃう。Gだけどね。

  • 読んだはずなのに記憶の彼方へ。

  • 主人公はG。しかもインテリ。

    人間にくっついて旅をするGの話。

    始終クールに人間を見つめるG。
    なにか波乱が起きるわけではないところがリアルな雰囲気をかもしだしてる。
    ちょっとだけGの嫌い度が下がった。0.1ミクロンくらい。

  • 古本屋で購入しました。

    いやあ、ちょうど読み終わった後に主人公の属する所の昆虫がウロウロしていて運命を感じました。とは言え、私が見つけたのでは無く家人が見つけたので踏みつぶされてましたが…。
    合掌。

    面白かったです。

著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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