天井裏の子供たち (新潮文庫 き 4-14)

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著者 : 北杜夫
  • 新潮社 (1975年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131146

天井裏の子供たち (新潮文庫 き 4-14)の感想・レビュー・書評

  • ううむ。これも読んだ記憶があるだけで思い出せない。

  • 北杜夫は子どもの頃よく読んでたけど、もっとヘンテコなイメージがあったので、こういうテイストのは新鮮だった。これはこれで良い。

  • 第一話 今でも出版されているのかしら

  • 『子供の本 持札公開』より。「静謐」がよい。

  • すこしFTっぽいものを想像していたのだが、全然違った。
    最後の2編がいい。
    茂吉さんのすごさに驚いた。

  • 少年たちがアパートの天井裏に築いた秘密のグループの話。

  • 『静謐』が好みです。余韻といい、空気感といい。悪魔の登場する物語は大好きですが、この作品に登場する悪魔は異色。意表を衝かれました。

  • こういうタイトルに弱いんでしょうか、ブックオフで即手に取った一冊。PlasticTreeの「サイコガーデン」という曲に「髪のない少女 天井の裏/汚れてる絵本から 素敵な言葉を選び出す」という歌詞があって、それを連想しながらレジで精算してもらいました。

    北氏の『幽霊』を少しだけ読んだ印象が強くて繊細な作風の人かと思ったんだけど、実際は上の想像のような話でも何でもなく、表題作は忍者部隊に憧れて天井裏に秘密基地を作る少年達の話。子供の頃に特有の、現実と空想が入り混じる様子を書いていて面白かったし的確だとは思ったけど、珍しいテーマではないかなと思って特に感慨もなく読み終える。ただいくつか読んだ印象では、北氏の書く少年少女は泥遊びをするだとかの自然の匂いがする感じではなく、どこか育ちがいいというか甘美なノスタルジアを感じるというか、主観的な例えで申し訳ないけど江戸川乱歩の世界に感じたのと近いものを感じる。

    好きなのは父親(知らなかった)である斎藤茂吉の死の前後についての「死」と、そっけない娘とカラコロム登山の事を書いた「白毛」で、どちらも私小説との事。最近は落ち着いたものを好むみたいで、描写の丁寧さや地に足がついた感じが自分の気分には丁度良かった。特に「死」が良かった。斎藤茂吉って父親としては随分厳しい人だったんだなあと驚いたけど、そういう描写が続く中にも北氏は人間に対するユーモラスな視点を常に忘れない人のように思えた。
    精神病院の院長が患者の治療のために映画撮影を提案する「もぐら」も、主人公のロクさんの人柄のおかしみが良いなあと思ったけど、これは病名を解説する部分が出てくるたびにどこかこちらの調子を狂わされた思いがした。まるで「説明しよう!」という声が聞えてきそうで、多少不自然。それがなければかなり好きなのにと惜しく思った。

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