消えさりゆく物語 (新潮文庫)

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著者 : 北杜夫
  • 新潮社 (2003年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131535

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消えさりゆく物語 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ☆3つ

    出張での細切れで短い電車移動時間とかですこしづつ読んだ。特に面白い話ではない短編が8篇ほど入った文庫本である。

    北杜夫が亡くなった時にブクオフをはじめとする古本屋さんから同氏の本がほぼ消えた。すでに『ドクトルマンボウ航海記』程度は読破していたわたしは、それでもどうにか『輝ける碧き空の下で』という文庫本を手に入れ読んだ。1巻の上下だったか、それとも上巻の1,2だったか。どっちだったか忘れたが、その後続編が手に入らない。古本屋へ行くといまだに北杜夫のコーナーにはほとんど本が無いのであった。

    あいかわらづ、表題本の読書感想にはなかなかならない。すまぬ。

  • 「どくとるマンボウ青春期」で北杜夫さんに興味を持ったので読んでみました。
    このユーモラスなエッセイを書く人が,どういう小説を書いているのかなーと。

    もしかしたらこの作品は北さんの作品の中でも特異なものかもしれませんが。
    ちょっとファンタジーな感じでした。短編といえば,現実の切れ端・・・みたいなイメージがあったのでこういう感じはちょっと新鮮。

    しかも,一番発表年次が新しいという「みずうみ」みたいな作品をあのユーモラスなエッセイの北さんが・・・と意外に思ったりしました(ほとんど読んだことがないので,ああいう物語も多いのかもしれませんが)。
    「駿馬」なんかは,乗馬に通じている人ならではの躍動感がありました。乗馬に疎い私にはわからないことも多かったけど,「フル・ギャロップ」という言葉の響きの気持ちよさと,艶のある毛並みの駿馬が見たこともないのにありありと思い描けて面白かったです。

    個人的な好みの問題ですが,短編は「日常の断片」タイプが好きなので今回は星三つです。
    今度は長編も読んでみたいです。

  • タイトル通り、浮かんでは消えてゆくような、少しはかない物語たち。
    ごく短い物語が詰まっていたのだけれど、どれも似たような構成だったせいか、さして長くないのにちょっと食傷気味に。
    それぞれのお話自体は、割と好きだったんだけど。

  • 白昼夢の描写が多い、短編集。そんなにぐっとこなかった。書かれている風景があまり興味をそそられず。

  • 2011.06.14 図書館

  • どくとるシリーズとは違う趣で、日常の生活からふと幻想の世界に意識が入って行ってしまう不思議な話。実体験から来ているのか、見聞きした話しから来ているのか、寂しく悲しい幻想の世界です。

  • 8編の短編集<br>
    幻想<br>
    死にゆく朦朧とした感じ、名残惜しい?違う、じゃあ・・・<br>
    「消えさりゆく物語」<br>
    これ以上の題名は無いです、きっと<br>

  • 北杜夫のわりと最近の短篇集。<BR>
    日常のなかの一瞬の幻想をモチーフにした作品や、死を自らに迫りくるものとしてとらえた作品など、全8篇。<BR>
    <BR>
    初期のみずみずしい、リリカルなイメージを期待して讀み始めたら、まつたく毛色の違ふ作品ばかりであつた。<BR>
    正直に云つて、北さん、老いたなあという印象。<BR>
    <BR>
    いくつかの感想など。<BR>
    「都會」:萩原朔太郎の「猫町」を思ひ出した。<BR>
    「駿馬」:ベルリン陷落、祖國防衞のために死を覺悟して敵に立ち向かはうとする少年兵の幻想。<BR>
    「みずうみ」:ああ、Knaben Liebe。でも最後の4行はあらずもがな。<BR>
    <BR>
    2004年4月28日讀了

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