鬼怒川 (新潮文庫)

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著者 : 有吉佐和子
  • 新潮社 (1980年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101132150

鬼怒川 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 日露戦争から学園闘争までの時代を、鬼怒川の畔結城で機を織り続けた女性の一代記。終わり方があまりにあんまりだったけど後書きで原題が「鬼怒川」で無かったのを知り納得。

  • (7/18一読、9/15二読)

  • 戦争に翻弄された時代と鬼怒川周辺の集落の様子と相まってなぜか黄土色の光景が浮かびました。

  • 悪い意味で極上の読後感。とてもやるせない気持ちになります。
    大の男達を腑抜けにしてしまう戦争(一人は安保闘争ですが)の恐ろしさや、
    彼らが生きる活力を再び取り戻すきっかけとなった埋蔵金伝説が返って彼らの命を奪うことの皮肉、
    そして、結城紬の名織り手として名高く妻としても母としても強く気丈であった主人公チヨが第四章(最終章)で晒す老醜。
    決してつまらないわけではありませんが、読んだ後は「なんだこれ!」の言葉しか出てきませんでした。
    物語の中で語られる結城紬の歴史や模様のことはとても興味深く面白いです
    タイトルの川になじみ深い場所に住んでいる人にとっては、出てくる地名を地図で確認するのも楽しいかもしれません。私がそうでした。
    それにしても、チヨの息子の嫁はこの後どうするんでしょうね・・・。

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鬼怒川 (新潮文庫)の作品紹介

鬼怒川のほとりにある絹の里・結城。貧農の娘チヨは、紬織りの腕を見込まれて、16歳で日露戦争生き残りの勇士のもとに嫁いだ。気のいい婚家の人々の中で、彼女は幸せになれるかに思われた。しかし、夫も、太平洋戦争から復員した息子も、そして孫までも"黄金埋蔵伝説"にとり憑かれ、悲惨な運命を辿る…。戦争の傷跡を背負いながら精一杯たくましく生きたひとりの女の生涯を描く。

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