雄気堂々〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 城山三郎
  • 新潮社 (1976年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101133034

雄気堂々〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 僕の大好きな渋沢栄一の小説です。
    農民から立身出世して大成していく姿は秀吉に通じます。
    最近歴史小説は戦国時代から幕末明治に興味が移ってます。
    やっぱり人の生き死によりもいかに政治的に勝ち抜くかという方が現代に通じます。
    自分で仕事を作って上に認めてもらっていく姿は見習わないといけません。

  • 面白かった!!
    上巻は、渋沢栄一の尊王攘夷の志士から一橋慶喜への士官、パリ留学、静岡藩での商工会議所での設立から、大蔵省への出向までが描かれている。
    ⚪️渋沢栄一自身の現代で言えばキャリアの選択、誰に仕えるかという視点が、自分の「ポジション」を踏まえつつ現実的に理屈的に考えているのが印象的。
    ⚪️また、特に一橋慶喜へ仕えたあたりから人をうまく使う点、さらに会計を重視する点等、のちのちの財政家、実業家へと育っていく視点がやはり印象的。
    ⚪️幕末をこれまで、倒幕派の長州薩摩、佐幕派の新撰組から見ることは多くあったが、一橋慶喜から見ることは今回が初めてだったので一橋慶喜の家臣も含め、一橋慶喜の先見性、知略をうまく学ぶことができた。

    下巻も楽しみである。

  • 一人の農夫の視点から始まる、多くの事業を手がけた渋沢栄一の生涯の本。
    幕末から明治まで「あぁ、こんな時代であったか」を感じることのできる小説です。
    それにしても金をやる(寄附)ならきちんと成果を出す、という考えは本当にそのとおり。

  • 明治維新前後の薩長土肥や会津、新選組等メジャーどころ以外の視点、且つ経済的視点から描いた視点が面白く、又、渋沢栄一という日本の経済界の偉人を描いており、もう少し早く読めば良かったとも思う。

  • 渋沢栄一の前半生が描かれている。
    登場人物等は、どこまでが実在の人なんだろう?

  • 日本経済の礎を築いた渋沢栄一を、経済小説の分野を確立した城山三郎が描いた作品。

    農夫から攘夷の志士となり、幕臣、新政府の官僚を経て日銀の総裁となる。日本の資本主義の父とも言える人。

    一筋縄ではいかない時代をその才覚で生き抜き、自身の富を築くよりも国の繁栄を願うその姿は奇跡のように思える。
    今の時代にこんな才覚を持った人がいるのだろうか?

    なにかしらの仕事に携わる社会人、男性女性問わず読んで欲しい。
    読み終えたとき、視野がひらけたような感覚を感じると思う。

  • 日本の資本主義の父、渋沢栄一の伝記小説。
    上巻は激動の、幕末から明治時代の幕開けまで。

    「八百万の神が知恵を出しあって」スタートした明治時代のほうに目がいきがちだけど、江戸時代の終わり方にも注目したい。賢候 慶喜の元で渋沢栄一が働いていたことを知りました。この二人の出会いがもたらしたものは相当なものがありそう。
    下巻も期待。

    Feb, 2014

  • 城山の代表作。
    渋沢栄一の一生をおってゆく。それにしても激動の人生を送っている。

  • 2013.7.7(日)読了。
    歴史小説の趣。私の好みにはやや合わない。終盤になって、経済小説っぽくなってきた。

  • 明治の経済人、渋沢栄一の立身伝。幕末から明治にかけての偉人と言えば坂本龍馬が一番人気で西郷隆盛らなどがそれに続くのが一般的だが埼玉の農家の跡継ぎから立身を夢見て江戸に出て紆余曲折を経て一橋慶喜の家臣になりその才能を見込まれ明治政府でも手腕を振るうようになる渋沢栄一。その後、下野し近代革命後の日本の経済を形作っていく。現実的な意味で有名な幕末の革命家たちより経済大国として世界に肩を並べるようになる日本が誕生するために最も尽力した人物なのではないだろうか。

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