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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
高度成長期に国家のためと、熱い思いで活躍した通算官僚達の物語。あの当時の熱気を感じることが出来ます。
(しかし、通産省の産業政策は、アメリカが一時賞賛したほどの成功ではなく、斜陽産業のフェーズアウトに役立ったに過ぎない、という研究も多いようですが。)
まだ土曜も仕事していた時代の官僚奮闘記.高度経済成長期へ差し掛かっていく時期であり,現代とは経済状況から仕事への価値観まで大きく違うが,そういった時代背景の相違は物語を彩るギミックでしかなく,主人公風越の人材に対する考え方,人材の評価の仕方,官僚としての義務感,それらの栄光と挫折の物語だった.
命を燃やし尽くすまで全力投球する風越へ,生理的に不快感を与え続ける片山の存在感が大きい.週休2日制を推し進め,楽しんで仕事をすることを意志を持って進める片山が読者に与える影響は,本作が刊行された1975年と現代とで異なるはずだが,その存在感の大きさは変わらないと思う.
ドラマにもなった作品。
戦後の日本の経済成長を支えた官僚の物語。
昨今では政治主導等官僚について風当たりの強い論調が多いが官僚の仕事、役割の重要性は伝わるのではないか。
私は官僚は必要な存在ではあると思うが民間との考え方の違いは感じた。
官僚は常に最適解を求めており、そのために費やすリソースは考えない。(この場合のリソースは人的リソース含む)
そして官僚の最も悪しき点はその最適解は日本のではなく省庁の最適解であることだ。
高度経済成長期の日本を支えた通産省官僚たちの話。今の官僚はこの話に出てくるほど個性的な人がいるかは不明だけど、この本を読んで一つ言える事は官僚にならなくて良かったと思ったこと。プライベートも大切にする生活を、していきたい。
世間では官僚バッシングの風潮であるが、日本の制度設計を行う官僚には優秀でいてもらわないと困る。
仕事のやり方にはいろいろなタイプがあり、その人の人間性が垣間見えると思う。
わが身を振り返ると、そのときどきに最善の手段が選べればよいと思うのだが、情熱と冷静のバランスはなかなか難しい。せめて誠実な仕事をしたいと思う今日この頃。
古賀さんの書を読んだ後だからか、なおさら滑稽に思えてしまった。国家を案じながらも、より大切なのは省益、ポストである官僚なのであると信じて止まないドラマである。当人は必死なのだが、国にとってベストな方針かをさしおいて、政治家、財界、団体が既得権益を傘に足を引っ張り合うこの無様な構図。城山さんはそれを分かってて描いたのだろうなとと思うと、風越、鮎川が哀れにも思えてくる。
政治家と官僚、どちらも『天下国家』は我々がの気概があり、成る程これはどちらも必死で、どちらにも言い分があって一筋縄ではいかないなと思う。まぁ官僚が一歩引いて名より実を取るの図式じゃないと永遠に解決しない権力闘争か。
現代小説になれていると後味の悪いエンドシーン。
“ミスター通産省”風越信吾と通産省の人事と目論見をさっぱりと、かつ濃厚に描いている。
官僚たちのダイナミクス。
とにかく熱く突き進む主人公に引っ張られる。
人間模様が本当にダイナミック。
噂ほど面白くもないし感動もしなかった。もっと本質的に日本のことを考え動いている官僚は大勢いるはずなので、そっちに焦点を当てた本のほうを読んでみたい。
読みやすくて好きな作品だった。登場人物の個性がうまく表現されており、それぞれの立場の人間がその人なりに正しいと思うことをやっている、という当たり前のことを巧く編んでいる。物語の締め方も非常にうまく、「納得」することができた。リアリティがあって、官僚組織に肩入れもせず批判もせず、客観的に描きつつ読者に何かを感じさせる。秀作といえると思う。
難しすぎたf^_^;)いろんな役所が出てくるけど、えらいのかえらくないのかぎわからない。それも、官僚社会の不思議を表してていいのかなとは思うけれど。
通産省の異色キャリア官僚の出世物語と、引退後の通産省の行く末を描いた作品。実際は、どうかしりませんが、読み応え十分でした。
旧通産省内の主に人事にまつわる人間ドラマを描いた話。頑固一徹の主人公が、今風の同期がノンキャリアの女の子と昼休みにテニスをしているのを見て、「あいつみたいにチャラチャラした官僚は善くない」とかなんとか言ってたら、一瞬で抜かされて凹む、みたいな話。
と思っていたら、リメイクされたドラマ版では、
「20世紀は、電子計算機の時代ぜよ。スーパー301条の不平等条約はどげんとせんといかん」的なバリバリの国粋主義的ストーリーになってて笑った。
面白かった。
主人公が上手くいかないような仄めかしが沢山あって
心配過ぎて途中で読むのが嫌になってしまった。
結局上手くはいかなくて、アンハッピーエンドで悲しくなったけど
後味は悪くなかった。
人物描写が秀逸。
牧は江藤新平みたいだなーと思った。
法律がどうやって作られているかが知れて面白かった。
こんなにあちこちから文句を言われるのでは何も上手くいかないんじゃなかろうか。
国内だけでも、他省庁、政治家、経済界、市民団体、
更に外国にも文句を言われて…
二人も過労死しちゃうし…
全盛期の話。今ではその影もなくなりつつあり。。。
初めて読んだ大学時代の衝撃は、今読んでみても完全に色褪せてる。
感覚が鈍ったのか現実が見えたからか。
この本の中の世界はもう過去。もうこんな分かりやすい世界ではない。
こんな上司が上にいたら間違いなく潰れるだけだから、正直勘弁してほしいわ笑

古き時代の官僚ドラマと言う印象
通産省を舞台に剛腕な主人公が出世コースを上り詰める間に起こる人間関係を描いている
山崎豊子の様なメッセージも松本清張の様なドキッとする伏線も無くて、ただ人事好き...





