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- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101134109
感想・レビュー・書評
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約1年ぶりに読書を再開しました。
1年前の3月、会社を退職することが決定し、直後に東日本大震災が発生し、生活習慣も価値観も変化していくなかで、いつの間にかジョギングや読書の習慣が消えていってしまいました。
もうすぐ春ですしね…また読書を再開しようと思います。
前置きが長くなりました。
物語の大半は江戸時代の佃島界隈を舞台にしており、まるで我が家周辺の古地図を見るような感覚で読むことができました。(我が家は佃島を望む隅田川沿いの家なのです)
小学校高学年、あるいは中学校一年生くらいの歳に出会うべき良書です。
他人からの隠れた思いやりも風に漂う花の香りも、気付くか気付かないかは自分の心次第であり、どんな苦しい状況であってもそれを見出すことはできる。…そういった基本的な幸せの価値観について、江戸の貧しい奉公人の成長を通じて描かれています。
次は「樅の木は残った」を読もうと思います。しばらくは山本周五郎かな… -
ん〜
かっこいいんだか悪いんだか -
時代は江戸、愚鈍で誠実なさぶと、男前で器用な栄二の話。
男前な話でした。。。