つゆのひぬま (新潮文庫)

  • 149人登録
  • 3.79評価
    • (13)
    • (23)
    • (26)
    • (0)
    • (0)
  • 17レビュー
著者 : 山本周五郎
  • 新潮社 (1972年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101134192

つゆのひぬま (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 昭和二十年初頭から三十年初頭にかけての周五郎の作品集です。
    周五郎さんが大きく脱皮するのが二七年頃といわれていますので、それを挟んだ数年になります。幾つかの作品は脱皮前とは言うものの、その中でも優秀な作品が選ばれているのでしょう、全体としての質は高く感じられます。
    とはいえ、やはり後ろに行くほど、例えば”水たたき”などの作品は、構成も複雑で、物語としての深みは増すようです。

  • 武家草鞋
    つゆのひぬまが好きでした。ハッと気付きのある物語です。短編で展開がはやいのでどれも読みやすいです。

  • 「武家草鞋」「つゆのひぬま」がよかった。「つゆのひぬま」は、昔吉永小百合と長谷川裕美子、松山政路というキャストでドラマになっていて、それをCSでみて読んでみた。

  • 戦後から、昭和30年をすぎた頃の作品。この頃の作品はおもしろく、良くできている。「武家草鞋」「凍てのあと」「つゆのひぬま」が良かった。13.5.9

  • 就職してじっくり小説読む暇もなくなってから、
    すっかり周五郎の短編ばっかり読んでます。

    古本屋で順番も気にせず適当に買ってきてるんだけどどれ読んでも面白い。

    今回読んだ中では「妹の縁談」が良かった。
    前に読んだ「おたふく」と同じ話で男性から女性に視点を変えたお話。

    冷静と情熱のあいだみたいな。あれは青しか読んでないけど。
    好きな話だったから別視点の話が読めたのは嬉しかった。

    武家もの、町人ものいろいろ入っててバランス良くまとまってました。
    ただ、やっぱ周五郎の現代物はあんまりハマらない。
    歴史ものの中で浮いてるからだとは思うんだけど何でかなー。

  • しっとりしていて、好きだなぁ。うまい。

  • 山本周五郎
    中学の頃、自己紹介だったかな、好きな本が山本周五郎の「さぶ」だという女子がいてさっそく読んでみたんだ(恋愛感情はなし)。面白かった。教養小説ともいえる内容なのに頁をめくる手が止まらない、それから中学では山本周五郎をかなり読み込み(短編が多い)、今でもたまに読みたくなる。で、今読んでもすごいや。この短編集を読んで思った。途中だけど。

  • 再読

  • なるほど「大衆文学」というにふさわしい、受け入れやすい・解りやすい・面白い文学である。山本周五郎デビューであったが、なんとも面白く、一気読みしてしまう。テレビドラマのような、受け入れやすいストーリーと人物描写のなかに、深い人間愛が感じられて、なるほど世間の評価の通り、山本周五郎の中毒性のすっかりハマってしまう作品群である。特に「武家草鞋」は最高にカッコイイ。

  • 「武家草鞋」
    「みんな、金、金、金・・・だ。この世は腐ってる。世間全体が欺瞞と狡猾の組み合わせだ!」と、伝三郎はこの世に絶望し、死を求めて深山に入る。
    が、老人と娘に助けられ、一緒に暮らすうちに生きる力を取り戻す。草鞋を作り始めたところ、「丈夫だ」「長持ちする」と大評判になる。しかし、またしても、世間の荒波が伝三郎をおそう・・・!
    山本周五郎が昭和20年10月に著した傑作!!

    (九州大学 大学院生)

全17件中 1 - 10件を表示

山本周五郎の作品

つゆのひぬま (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

つゆのひぬま (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

つゆのひぬま (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

つゆのひぬま (新潮文庫)のKindle版

ツイートする