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- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101134246
感想・レビュー・書評
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表題作だけでも読んでみる価値ありまする。
最近幾つか読んでみて(読まされて見て?)鑑みるに、この作家は後半の方が良い作品を生み出しているように思われます。円熟味とはまさにこのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。救いがあるのかないのか。生きる内にある困りごと苦しいことは、今も昔も根っこは変わらず。不器用にもほどがあろうかと、ニヤニヤ読んでも己が事を写した様でそわそわもする。
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色々よかったけど一番は『あすなろう』女を騙して食い物にする政と凶状持ちの文次。知りあって三日で心中を謀る文次には、別れて幾年も経つ家族がいて、妹を守るために、それでも政ものことも一人にしない。最期その妹にも見限られるけれど、文次の心中はいかなものか知れない。ものすごく寂しい。けれど美しい。
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08/9/10 ★★★
周五郎先生にしてはイマイチ。
でもそこらへんの時代小説よりは良い -
一二番を争うかな。映画も良かった。
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重い。