山彦乙女 (新潮文庫)

  • 53人登録
  • 3.38評価
    • (5)
    • (3)
    • (12)
    • (4)
    • (0)
  • 8レビュー
著者 : 山本周五郎
  • 新潮社 (1974年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101134260

山彦乙女 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 伝奇物。伏線も回収されてないし、適当に連載を書きなぐった感が強い。

  • 山本周五郎作品は今まで短編小説しか読んでいなかったので、ちょっと長く感じてしまいましたがヒロインの溌剌とした所や世の中に対する目線等がやはり作者らしく読後も爽やかな気持ちになりました。

  • 江戸三代将軍の頃に役人の家に生まれた安倍半之助は、幼い頃に叔父から甲府の武田にまつわる不思議な話しを聞いた。その叔父は甲府で行方を失った。武田家の再興をもくろむみどう家の長女、天真爛漫な妹、再興の為の財宝、江戸役人生活を嫌って甲府に逃げる半之助。それらがひとつのロマンをつくる。文中に語る半之助の言葉は、山本周五郎の人生観か。

  • 武田家再興を目論むみどう一族。主人公安倍半之助は、「かんば沢」にとりつかれ、これまでの生活を投げ打ち、江戸を出奔、甲州の山中に住み着く。豊かさとは何かをふと考えさせられる。13.6.11

  • 柳沢吉保が権勢を誇った時代、半之介は幼い頃に「かんば沢」という奇怪な土地の話を叔父から聞いていた。武田家再興を願う一族に縁のある地、「かんば沢」を調査していた叔父はその後、狂人となり失踪してしまう。成長した半之介は叔父が残した書付を見付け、どうしようもなく魅了され…。

    通勤途中に読み終えたのですが、半之介のように全てを捨てられたら幸せだろうなぁとぼんやりと駅の雑踏を眺めてしまった。気持ちが落ち込んでいるときには読まないほうがいいようです。

  • 珍しく長編です。
    主人公の気持ちがすごく分かります。何もかも捨てて心のままに生きたい・・・。
    欲望を持たずに生きれたら幸せそうに思えるけど、生きるということは欲そのものなのかもしれないな・・・。
    乙女のようになりたい。

  • 「---五百年、千年のむかしにも、私たちがこうして眺めるように、誰かが、 こんなふうに、あの山を眺めたかもしれない、これから五百年、千年ののちにも、また誰かが、此処へ来て、同じように、あの山を眺めるだろうか」

全8件中 1 - 8件を表示

山彦乙女 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

山彦乙女 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

山彦乙女 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

山彦乙女 (新潮文庫)はこんな本です

山彦乙女 (新潮文庫)のKindle版

ツイートする