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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101134376
感想・レビュー・書評
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山本周五郎ってこんな砕けた作品を書くんだと、ちょっと驚いてしまった。
でも、時々声を出して笑ったりしたから、結構好きかも。
大久保彦左衛門が好きになった作品だ...が、これでいいのか??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本周五郎の異色ユーモア時代小説。
「樅の木は残った」「日本婦道記」の周五郎先生がどうしちゃったの?言ってみれば山本周五郎が森見登美彦になってしまった感じ。まあ、似合わない。
大名の姫と結婚するために、市井に隠棲していた大伯父の大久保彦左衛門をおだてあげ、戦記を捏造、家康のお墨付きを偽造して天下の御意見番に仕立て上げる。 -
大久保彦左衛門おだて、家康のお墨付きを偽造、天下のご意見番に。性愛の表現があけっぴろげで、明るい内容の一部を成している。ただ、周五郎の作品だからと読むとがっかりするかも。12.10.18
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江戸時代初期に生きた五橋数馬の
サクセスストーリー。
コメディ要素が現代のノリに
似てると思った。
ただただ面白い。
みんなが元気になるような嘘なら
(最後まで責任取れるなら)
ついてもいいなぁと思わせる。