木馬の騎手 (新潮文庫)

  • 54人登録
  • 3.81評価
    • (7)
    • (8)
    • (10)
    • (1)
    • (0)
  • 10レビュー
著者 : 三浦哲郎
  • 新潮社 (1984年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101135069

木馬の騎手 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 短編の名手、三浦哲郎。この文庫を一読すれば、その所以をまざまざと感じずにはいられない。

  • 「接吻」「厄落し」「初秋」「遠出」「出刃」が気に入った。
    面白くない話が一つもない。
    こんな短編集滅多にない。
    出会えて感謝。

  • 2012年のセンター試験の追試問題で「メリー・ゴー・ラウンド」に出会いました。
    その話の悲しさに驚き、思わず周囲の友達に読ませたのを覚えています。

    特にそういった描写がないのにぞっとさせられる文章に出会ったのは、小野不由美の「くらのかみ」以来です。
    こちらの文章のほうがより洗練されている気もしますが。。

    この短編集の中では、メリー・ゴー・ラウンドの次に「睡蓮」が好きです。
    真っ暗な背景に、足まで泥に使った子供と、ぽっかり浮かぶ睡蓮の花。そのような情景がありありと思い浮かび、背筋が寒くなります。

    子供の無邪気さ故の恐ろしさが丁寧にかつ簡潔に書かれています。
    ただかわいいだけの存在ではなく、何をしでかすかわからない未知の存在であることを認識させられます。

    他の話も胸を締め付けられるものばかりです。

    短編ですぐ読めるので是非他の人にも読んでほしいですね。
    特に中身のない小説ばかりを読んでいる人には是非。小説とはこういうものだと思ってほしいです。

  • 美しく哀しい物語。

  • もともと短編が好きなこともあるが、つくづく『上手いなぁ』と感嘆の声が洩れてしまう。
    子どもを主人公とした短編ばかりが集められているのだが、三浦さんはことに子ども目線での話の描き方が素晴らしいのだ。
    こどもの目線。こどもの目に映る世界。こどもが気づいていない出来事。読者は、それらから背後にある大人の世界の複雑な事情を読み取ることができる。
    簡潔で美しい文体のなかに詩情が溢れている。
    それでいて、どれも切なく物悲しい。

  • どれも子供が主人公なのに、成長とか希望とか、子供に重ねられる肯定的なイメージがまったくない短編の数々。まさしく「文芸」。

  • 「ロボット」を読みました。自分が電気仕掛けで動くと信じて疑わない少年の話。

  • 日常的だけど非日常なストーリーでどの短編も読み応えがある。ゆったりとした文体。朴訥さとユーモアさと怖さが入り交じっている。

  • 主人公是孩子。SF ミステリなどチャンポン短編作品。ロボット・釣りなんて星しんいち賞

全10件中 1 - 10件を表示

三浦哲郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘミングウェイ
有効な右矢印 無効な右矢印

木馬の騎手 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

木馬の騎手 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

木馬の騎手 (新潮文庫)はこんな本です

木馬の騎手 (新潮文庫)のKindle版

木馬の騎手 (新潮文庫)の単行本

木馬の騎手 (新潮文庫)の単行本

ツイートする