みちづれ―短篇集モザイク〈1〉 (新潮文庫)

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著者 : 三浦哲郎
  • 新潮社 (1998年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101135144

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みちづれ―短篇集モザイク〈1〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 東京書籍の新編国語総合の小説1に「とんかつ」が取り上げられている。今までこの作者の存在を全く知りませんでした。世の中の人は高校一年生のときにこの作者の著書を読書しているのか。こういうのを読むと国語力がつくのかな?

  • この作者の小説はとても好き。

  • 日常を淡々と描き、ハッとする間に切なさや温かさややり切れなさが押し寄せてくる。

  • さまざまな人の、さまざまな人生が丁寧に描かれていて、のめりこむ。
    普段の生活を大切にしていこうと思えるお話たちだった。

  • この短編集が一番すきかなあ。。。
    一瞬を切り取って
    ゆたかに表現する、三浦哲郎さんはすごいと思う。

  • ザ・日本近代文学。

    短編集というと、どうしても川端康成の『掌の小説』を思い出してしまう。
    これはそれよりはやや長いけれど、味わいとしてはそんな感じ。

    川の護岸工事のため、立ち退きすることになった途端、家がきしみ、すさみ始めたという「すみか」。
    仮住まいの、一部屋ごとに孤絶しているはずのマンションなのに、なぜか大蒜のにおいが漂ったり、外で囁く男女の声が伝わって、思いもよらず近くで感じられたりすることを描いた「ささやき」。

    筋の起伏で読ませるというより、感覚が捉えた僅かな変化を生命として作られる物語。
    わたしの中の「日本近代文学」って、こういうイメージなんだけれど・・・。
    三浦哲郎は、戦後にその命脈を保っていた最後の作家なのかもしれない。

  • 文章や情景をじっくりスルメのように味わうというのは、こういうことか。短編あんまり読まなかったけど、この人の本で短編にハマった。

  • 宝石のような短篇を百篇綴り、壮麗なモザイクに組上げる、著者独創の連作シリーズ第一巻。――文庫裏より

    大学の授業でこの本を取り上げるというので、授業中に二篇読んだところ、その上手さにしみじみ感動した一冊。
    その授業とは、生徒がそれぞれ文章を書いてきて、授業中に読みあうというものである。当然素人の作品が研ぎ澄まされた文章であるはずがなく(でも一人だけ、きらっとしたものを感じる人がいました)、少々「授業だから」と読んでいるようなところがあった。
    そのあとにこの本である。比べ物にならない。というか、比べてはならない。そのあまりの実力差に、私はむしろ感動してしまった。

    私の感想を書くより、この文庫は文庫裏の紹介文がとても素晴らしいので、そちらを見て興味を持った方は、せひ本を手に取ってみてください――と言いたいところ。
    おそらく原稿用紙十枚そこそこであろう短編が収められた作品集。しかしその十枚に描かれる風情が、なんともいい。端正にして丹精。素人とはいわずものがな、最近の並み居る作家の文章と比べても、精度が違う、と思った。しみじみ一篇一篇噛み締めながら読んだ本であった。
    中でも最初と最後の二篇は絶妙。
    『青函連絡船から海峡へ花束を投じる男に、見知らぬ女の視線がからむ表題作。四十近くなった娘が幻の父と対面する、その一瞬の情愛がせつない川端賞受賞作「じねんじょ」』――と、これも文庫裏からの引用である。
    ときどき、この文庫裏の紹介がとても上手い文庫があるけれど、これは一体誰が書いているのだろう? やっぱり作者が書いているのかなぁ。

  • 『とんかつ』という一編がお気に入り。

  • 1回目は、2011年2月4日に読み終えました。

    2回目、読み終えました。
    (2012年10月2日)

  • 一度、読んだ本をはからずも再び購入して再読してしまった。
    作者のつれづれを綴った掌編ばかりだが、勉強のつもりで
    読んだ。感動することはなかったが、ただ、静かな日常の
    生活など、各所に学ぶことが多かった。

  • 看板に偽りなし。「短編の名手」ここにあり。

  • この本の中の「とんかつ」が高校の教科書に載ってました。
    読んだとき心に沁み入りました。

  • この人の話は奥が深い。
    単語をひとつとって、それがこの話とどうつながってくるのか考えるのが楽しい。
    短編だから読みやすいし、とてもおススメです。

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