ふなうた―短篇集モザイク〈2〉 (新潮文庫)

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著者 : 三浦哲郎
  • 新潮社 (1998年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101135151

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ふなうた―短篇集モザイク〈2〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 18話からなる短編集。
    短い話がばかりだけど、深みを感じる。ときに落とし穴に突き落とされたような気持ちにさえなる。
    多種多様なの人生の一部が切り取られていて、まったく飽きがこない。

    「みのむし」は哀しい衝撃で、「メダカ」は予想外の衝撃だった。どちらも恐ろしい。

  • ふなうたと同様、読んでいて笑えたり、泣けたり、市井の人々の生活、人生、それは自分のことなんだけれど、これを読むと、いちいちイライラしても仕方ないかなって思える。

    …ちょっとめだかが怖かった…。

  • 秀逸な短編集。静かで、心のひだにひっかかるような…。
    読んでいて安心できる文体です。一歩踏み込んで、何を描きたかったのか考えてしまう。でも分からなかったり(笑)

  • なんて恐ろしい作家だろう・・・ここまで人間の孤独や悲しみの淵を巧みに描ける人に出会ったのは初めてかもしれない。
    時に東北の農村、また時には繁華街の街角を舞台に織り成されるどこか後味の悪い人間模様。
    深深とした沈黙の中で読みたくなる短編たち。
    中でも特に最後の『みのむし』はわずか10ページにも関わらず救いようのない鬱っぷりで独特の存在感を放っている。
    今まで読んだ短編の中でも5本の指に入るかも。

  • 2回目、終了しました。
    (2012年11月7日)

  • 2012年8月25日(土)、読了。

  • おじいさんが聞きたかったというロシアの「ふなうた」を調べてみた。おそらくはチャイコフスキー作のふなうた、のことだったのだろう。聞いてみた。
    あぁ、そうかと思った。
    おじいさんが、人生の最後の歌になるかもしれないと思って遠い昔、ロシア兵が歌うのを聞いたのは、この音だったかと。
    どこかで聞いたことのある音色であった。
    あぁ、そうか。
    このように優しく切ない音色であったか。

  • 「みちづれ」の時はあまり感じなかったが、作者晩年のこの短編集は、死というものの捉え方が、今まで読んだどの小説とも異なっている。この作品での死は衝撃とかそういうものではなく、どちらかと言えば寄り添うような穏やかなものだ。作中、かなりの人数が人生を終えているが、悲壮感はあまり感じられなかった。それは登場人物の年齢が高いためだが、自分にはまだまだわからない感覚だ。

  • 個人的には表題作と「とんかつ」が特に好きです。
    独特の空気感がクセになる、三浦哲郎さんの短編。

  • 2008.10.07. よい、よいよ。なんだか心に染み入って、読み終わってしばらぼうっとなる。切なくなるものあり、可笑しみのあるものあり。どの短編も日本の味がする。方言がまた、いいなぁ。

  • よかったです。
    ほのぼので切な気(何)
    淡々とした日常。
    人1人居なくてもちゃんと続いていく世界。
    それでも1人1人にとっての悲しさとか。
    そういうのが切なかった。

  • 未読。すみません三浦さん!

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