はなれ瞽女おりん (新潮文庫 み 7-13)

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著者 : 水上勉
  • 新潮社 (1980年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101141138

はなれ瞽女おりん (新潮文庫 み 7-13)の感想・レビュー・書評

  • 深沢七郎の『楢山節考』などもそうだけど、こういう昔の地方の民俗や習慣って現代の都会に住んでいるとなかなか知る機会がないのでなんだか別世界のように感じる。
    瞽女という存在もこれを読んで初めて知った。途中で出てくる、目の見えなくなった孫と心中してしまうおばあちゃんが悲しい。
    水上勉の作品を何作か読んで思ったのは、男性なしで生きていけない女性が多いこと。ちょっと男の幻想がにじみ出ているなと思った。だから私としては、おりんにも『雁の寺』の里子にも『越前竹人形』の玉枝にも感情移入できないし、友達になりたいタイプの女性でもないなぁと思うのである。『鐘の音』の菊野も男がいないと寂しいタイプだね。この人が言う「女の友だちは長つづきはしません」というのは、自分自身も友だちより男を取るタイプだからだろう。
    この文庫の最後に入っている『銀の杖』の按摩さんが悟ったことが一番しっくりくる。自活の術を持った女性はつまらない男に囚われて生きて行く理由はもはやないのだ。

  • 旅芸人おりん
    3歳で全盲
    瞽女屋敷を追われる(はなれ瞽女(ごぜ))
    岩淵平太郎との恋

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