わが恋の墓標 (新潮文庫)

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著者 : 曽野綾子
  • 新潮社 (2003年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101146010

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わが恋の墓標 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 【本の内容】
    お互いに強く惹かれながらも、成就できなかった恋の意外な結末「わが恋の墓標」。

    自分には制御不可能な世の中の波に翻弄され、決断しなければならなかった男のその後を描く「断崖」など。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    短編10編が収められている作品集です。

    表題はロマンティックですが、作品を実際に読んでみると意外にもドライな感じの文体で、展開も趣向が凝らされており、楽しめました。

    どこか人生への諦めや過去の自分に対する無力感を感じさせる内容が多く、どっぷりと恋愛だけを描いたいかにも女流!というような感じが苦手な方にも無理なく読める作品だと思います。

    恋愛を描いても最後は突き放すような客観性が見えるし、人生を描いてもどこか冷ややかに結論づけるような著者の視線が垣間見えます。

    クリスチャンの作家さんという事で、思想的なものが感じられるような作品なのかとも予想していたのですが、特にそういう感じもありませんでした。

    本作品集に収められたものの中では、「断崖」が一番好みです。

    表題作は、文庫裏の紹介文にあるような「恋の意外な結末」とも思えなかったですし、特に素晴らしい作品だとも思えませんでした。

    何故、「わが恋の墓標」が書籍名として選択されるのか、とても疑問です。

    響きが良いから、かしら。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 忘れてしまった

  • 作家である私に、新聞記者の男が問わず語りに語った恋の話。斜陽族の夫人をパトロンに持つなど、女慣れしていたはずの男が真剣に恋をした。しかしその恋の行方は…。表題作の他9編を収めた短編集。
    短編集全体はなんだか暗いような恐いような読後感。表題作も言ってみれば“悲恋”なのだが、それを語る男本人が淡々と“ハッピーエンド”と言っているところに、救いのなさというか諦観のようなものを感じた。

  • 短編集。空飛ぶ円盤の話がヨイ

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