江戸アルキ帖 (新潮文庫)

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著者 : 杉浦日向子
  • 新潮社 (1989年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101149110

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江戸アルキ帖 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • この本を読みさえしなければ。

    ***

    週に一度江戸を歩いて、その風景を現代に帰ってからスケッチします。

    っていうコンセプトで書いた歴史エッセイ。
    清々しい江戸の風景に、ぽつぽつと呟かれる文章に魅かれた。

    五年後、江戸時代の魅力にとりつかれたまま史学科に入学、研究も江戸文化になった。

    この本を読みさえしなければ。

  • のっけから何の断りもなしに日本橋へ「行って来た」と、シレっと言ってしまう師匠。タイムトラベル、免許、管理局という単語が忍び込んできて、SFなんだろうけど、師匠のは完全に紀行文だ。カラーイラストは、本当に江戸の町へ行って見て来たような感じ。日本橋が現代と江戸の出入り口になるということから、徒歩か猪牙舟だけが頼りで、自ずと行動範囲が限られるのが残念。師匠が旅するのは江戸中期から後期にかけて。この年代を選んだのは、やはり江戸文化が「枯れている」からか。速読してはもったいねー。ゆるり、楽しみながら読みてーものだ。

  • ひいて構図全体のバランスで見る風景画、寄って表情など 詳細を見る人物画とも 余計なものは描かない 簡素美を感じる

    カラーなのもいい

  • 江戸は、遠い過去ではありません。
    あなたのすぐ近くににも名残があるかも。

  • 時免許を取り江戸時代にタイムスリップ!
    「何もすることがないからぼうっとしているのじゃない。今こうやって暇をつむぎだしているんだ」っていう言葉好きです。江戸好きなら誰しも思う夢のプチ旅行記。

  • 日常の延長線上に江戸が…
    なんて斬新な…!
    さりげなく書かれているようだけど、
    これはかなり壮大なプロジェクト!!

    夜寝る前に
    数ページ読んで
    江戸を散歩してから寝ます。
    夢で江戸の町を歩けたらいいな^ - ^

  • 先日何気無くつけたNHKで杉浦日向子のドキュメントをやっていた。この人のことは知らなかったが、冒頭で掴まれた。トラベル免許を取って毎週江戸時代にタイムスリップ。新宿や銀座、品川、日本橋といった土地土地も江戸時代はのんびりしていて同じ場所であることが信じられない。今は過去から繋がっていることが嘘みたいな話。

  • 諺や川柳を交えながらのテンポの良い文章。カラーの絵が見事。隅田川沿い、神田川沿いを歩きたくなります。

  • 江戸の町に時間旅行♪
    優しいイラストが想像力を膨らましてくれます。

  •  今まで読んだ江戸の歴史もので新しく書かれた一冊。イラストと江戸の町並みの様子が詳しく書かれている。
     どこからこの挿絵を選んできたのだろうと思うぐらいかわいらしく書かれたイラストで、当時の様子がよくわかる。
     文章も参考になりそうなことが書かれている。今まで読んだ江戸時代の資料には書かれていなかったようなことばかりで、とても参考になりました。

                 (購入本)

  • 杉浦日向子さんが、毎週江戸に日帰り旅行をしている設定の絵日記。わたし3級をとって江戸を朝から夜まで体験してみたいなぁ。

  • 空想江戸アルキ。
    等級により滞在できる時間が違うという細かい設定もおもしろい。
    一枚の絵に500字程度の文というのが丁度いい。
    文庫より大きい判型で読みたいとも思う。

    読むたびに
    この形態で他の作家漫画家に描いてもらうとすれば誰だろう?
    と想像を巡らすのもまた楽しい。
    (今のところ谷口ジローが一番)

  • タイムマシーンに乗れる免許に色々な階級があり、作者は3級の設定。3級だと滞在は朝から晩まで、乗れる船や行動範囲に限りがある。1級になると住居を借りて江戸で生活ができるという設定が面白い。絵日記風の本で、散歩したところの風景とその時の様子が解説されている。季節の移り変わりや江戸の美しさを感じられる本。

  • 作者がタイムマシンで江戸を実際に歩いているという設定が大好き。

    私も実際に行ってみたくなる。

  • 表紙につられて買いました。
    当時はまだ高校生でしたが、今読んでも新鮮です。

    江戸時代にタイムトラベルで今読んでも新鮮ってのが
    ちょっと妙な感じがしますが(笑)

    イラストとエッセイで構成されています。
    どこのページをめくっても楽しい本です。

  • 杉浦日向子は江戸時代の風俗をわかりやすく、目の前にあるように文章とスケッチで描いてみせてくれます。自分がタイムマシンで200年前の江戸に行ったような気分にさせてくれます。江戸時代の東京の地形についての情報も得られて実利もあります。

  • ■書名

    書名:江戸アルキ帖
    著者:杉浦 日向子

    ■概要

    日曜日の昼下がりに、タイムマシン(車??)に乗って、のんびり江
    戸の町を散歩する"バーチャル江戸旅行記"というべき一冊

    ■感想

    素敵な本です。

    設定としては、

     "タイムマシンが発明されたある時代。免許さえ取れればいつでも
     江戸にいけるため、毎週のように江戸に遊びに行っています。ただ
     し、カメラ、レコーダーなどの現代のものは持ち込めないので、帰
     ってきてから、自宅でスケッチを描いてます。あと、免許のレベル
     によって夜間活動OK、宿泊OKなどがあります。"

    というものです。

    本の形式としては、2ページで1日分の日記となっており、1ページが
    文章で1ページが絵です。
    (全部で2年と少し分ぐらい?あります。)

    毎回、色々な所にいきなり旅をするので、ページ(日付)が代わると、
    一旦、頭をリセットさせる必要がありました。
    また、絵がかなり良い(上手い下手はしりませんが、私は好きな絵)
    ので、ついつい絵だけをじーーっと眺めてしまいます。

    ということで、文字は少ないくせになかなか読み終わるまで時間が
    かかるという不思議な本です。

    この作者の方は、江戸が本当に好きなんだな~というのが伝わって
    きます。細かい部分も丁寧に説明されていたりします。

    文章を読んだり、絵を眺めていると、ふと自分がタイムスリップし
    た気持ちになります。

    久しぶりに"手元に残しておきたい本"という感じがしました。

  • 私の嫁入り道具になりました。本当に大好きな一冊です。

  •  杉浦日向子さんの著作でも1,2をあらそう大好きな本です。
     (比喩ではなしに)江戸へタイムトラベル。免許を取得すれば、ルールを守って江戸時代を見物に行けるという、そんな世界の江戸旅行記なのです。
     といっても、荒唐無稽なところはまるでなく、設定も冒頭の数行で簡潔に説明してしまう見事な手際。毎回イラストとともに、隣町を探索するような淡々とした語り口で江戸の光景が紹介されます。本当の旅行記を読んでいる気分です。
     そして最初の設定も、決してほったらかしではありません。「3級免許を取得したので夜まで滞在できることになった」「今回はインストラクターに同行してもらって…」等々。いかにもありそうな一節が時折顔をのぞかせてくれて、それが薬味のように効いています。

     西條奈加さんの「金春屋ゴメス」を最初に見た時、この「江戸免許」が頭に浮かんだんですが、きっとご本人も絶対これは読んでらっしゃると思うの。「パクリ」だなんてさもしいことを言いたいのではなく、偉大な先人の著作をちゃーんと踏まえていらっしゃるという良い意味で。

  • この本は
    江戸の町が
    私達の町の
    すぐ隣に
    有る気で
    歩き
    或る記に
    したものです。
    ヒナコ

  • 作者自らの、色鉛筆画ふうのイラストが良い。

  • 休みの日には江戸に行こう。

    タイムマシンが出来たなら週末に江戸に遊びに行こう、という設定で書かれたエッセイ。
    本当に見てきたかのような生き生きとしたイラストとともに、シンプルな文章が絵日記のように寄り添っている。

  • 十八の時免許をとったきりで、四度の書き換えをして、すっかりペーパートラベラーだから、申請の許可が降りるまでの間、民間の教習所で短期講習を一応受けておいた。

    この免許、欲しい

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