百物語 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101149134

感想・レビュー・書評

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  • 2013年9月5日

    デザイン/新潮社装幀室

  • 杉浦さんの 漫画をきちんと読むのは初めてで よりによって 百物語なんで どきどきしながら読みました。
    他の本も もっと読んでみたくなった。

  • 日向子さんの作品はみんな好きだが、百物語が一番好き

  • 私の人生を変えた一冊かもしれない。
    画力と教養と品の良さを併せ持った数少ない作家さん。

  • 蟲師とか百鬼夜行抄から主人公を抜いて勧善懲悪もなしにした感じ。オチないのがモヤモヤして怖い。絵が巧い。和装の女の人からあんなに色気が出るもんかね。素晴らしき低血圧漫画。

  •  かなり前のコミック文庫。ニュース23の亡き筑紫哲也さんとの対談を深夜見て(23時ですからね、深夜11時から。その後半)その中で本の一部紹介があり、現代ホラーよりよっぽど恐い江戸怪談…、と思ったものでしたが。筑紫哲也さんも亡くなり杉浦さんも亡くなり(杉浦さん、若かったのに…。若かったのに、隠居なんておっしゃってびっくり!ダメですよ、やっぱ若いのに隠居なんて言っちゃ)
     でも杉浦日向子最高傑作と思う。
     再読、再々読を続けている愛読書。江戸物好きだな~。

  • 酒に酔いながら、この作品を読んだ。

    杉浦さんは、かなりの酒豪だったらしい。

  • 魑魅魍魎と人間の距離がも少し近かった頃が
    あったのかなぁって思わされる世界。
    鉛筆画みたいだたり、ペン画みたいだったり、面白かった。
    最初、ヘタなのかなぁ、って思ったがそのうちその独特な画風に味を感じた。

  • 江戸の風が 聞こえる
    とは文庫本か何かの解説にあった言葉だったでしょうか。
    その通りだと思います。

    杉浦日向子全集を図書館で借りて読んでとても良かったのでこの文庫が出たとき飛びつきました。

    コミックス。題名の通り、怪談集です。

    舞台は江戸。
    こわかったり、
    可笑しかったり、
    江戸の空気を肌で感じられたり、
    ゆたかな本です。

    あやしいものたちとの、
    風流なつきあい。

    この時代が身近になります。
    行ってみたくなります。
    江戸が好きな人は必読。

    杉浦さんの江戸関係の本はけっこう読みました。
    『江戸アルキ帖』(新潮文庫)なんかもおススメ。絵で見て江戸がわかる本です。

    九十九のお話が詰まっています。百物語の常道ですね。
    ぜんぶオリジナルの話なんかどうか、わかりませんが、こんだけのお話を思いつけるのはスゴイ!!

    コミックス嫌いな人が読んでも、いいと感じられるんではないでしょうか。

  • 借りてしまう漫画その2。NHKの江戸の風俗解説で拝見した事がありましたが、亡くなっていたのですね。

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著者プロフィール

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。1993年に漫画家を引退し、江戸風俗研究家、文筆家として活動した。NHK「コメディーお江戸でござる」では解説を担当。主な漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『YASUJI東京』『百物語』、エッセイ集に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『うつくしく、やさしく、おろかなり』『一日江戸人』『杉浦日向子の食・道・楽』『吞々草子』等がある。2005年、没。

「2023年 『風流江戸雀/呑々まんが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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