眠狂四郎京洛勝負帖 (新潮文庫 し 5-37)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150376

作品紹介・あらすじ

京に逗留中に眠狂四郎に、京都町奉行から突然呼び出しがかかった。禁裏から高貴の身分の姫宮が失踪し、その事件の裏には大阪商人が一枚かんでいるという。御所が金のために姫を売った?狂四郎は姫を取り戻しに商人の別荘へ赴くのだが-。他に狂四郎の独白体で進行する「悪女仇討」、行商人の回想で綴る「のぞきからくり」など、文庫未収録作品を集めた眠狂四郎最後の円月殺法。

感想・レビュー・書評

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  • 悪くはないけれども少し焦点がぼんやりとしているかな。
    無理矢理にまとめた作品っぽい感じがあるようなので、作家の意図するものではないのかもしれませんが。
    でもヒーローものを像出したいという意図はやはり確固たるものなんですなぁ。

  •  最後まで読めない。

  • 初めて読む眠狂四郎。いや、よいね。時間つぶし、気晴らしには最適。軽く読めて、ソコソコ楽しめる。大好きなシャーロック・ホームズみたいなかんじ。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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