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- Amazon.co.jp ・本 (567ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101152257
感想・レビュー・書評
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信長や秀吉に比べ家康は人気がない、とよく聞きます。おそらく、あまりに神聖化され過ぎているからではないか、と思います。「覇王の家」を読めば家康の「泥臭い人間らしさ」を知ることができます。
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主に三方ヶ原の戦いから小牧・長久手の戦いまで。家康の心理、状況把握、立廻りの描写が、まるで政治ショーのようで素晴らしい。本能寺の変以後の主に秀吉との駆け引きが秀逸。
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国盗り物語→新史太閤記からの覇王の家。重複する事件を比べながら読むと面白い。以前にも読んだことがあったのだが、今回は戦国時代の大体の知識をもって読んだため、前回よりも格段に面白かった。
徳川家康というと、陰湿であまり英雄というような印象を受けない人物という感がある。しかし、これを読むと、とんでもない苦労人で、家康に親近感を抱いた。
話は幼少期~秀吉との和解まで。それに晩年の話が少し。さて、お次は関ヶ原を読むぞ!