- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101152400
感想・レビュー・書評
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序章の位置付けなのか、継之助が日本中を歩き回ってさまざまなものに接しているものの、話の起伏に乏しい。その中で、継之助がやたらと色を好むことに食傷したが、それが実話だそうなのでやむを得ないか。
梟の城でも、国盗り物語でも、好色の主人公の相手をする女性との交わりが屈託なくあっけらかんと書かれていた。これは、司馬遼太郎の時代の感覚で、現代に生きる私には、やや抵抗感があることは否めない。
作者自身、この巻は何も起きない、この後の話につながるものであると説明していたことに期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章の拙さに驚きました。例えば、主人公とある人の二人の会話の場面で、それぞれが相手に対する想いを述べるシーンがあります。その想いを作者はどうしてわかったのでしょうか???途中で、思いあまったのか筆者が突然状況説明に入ります。それもしたり顔で……。こんな小説初めて読みました。結局、この小説家はとにかく主人公を他の人よりも優れた人物、すなわち「英雄」に仕立て上げたいのです。従って、主人公が活躍中、実際には農民一揆が起きているのですがこの事には全く触れていません。ほんと英雄小説はいい加減にしてもらいたい。
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ご存知、読んで損なし。
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幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸へ
学ぶ姿、旅路のふるまいから河井継之助の姿勢が見えてくる。
芯になるものを信じまっすぐに進む姿が心地よい。 -
意外と面白くなかった。
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河井継之助の話だったらしいけど覚えていない。
もそっと幕末を理解してからよめばよかったな。
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<07/4/28〜7/11>すみません。私には合いませんでした。幕末ものには食傷気味だった+河合継之助があまりにもスーパーマン過ぎる